平安と将来と希望の計画 エレミヤ29章1〜14節
主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。それは災を与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである。(11)
私たちは罪深く多くの失敗をします。しかし、神様が願っておられるのは、私たちが滅びることではなく、私たちが神に悔い改め、信頼して生きることによって、私たちが平安と将来と希望に生きることなのです。
1 計画をもっておられる神
私たちの身に起こってくる事柄は、適当に、偶然に起こってくるのではありません。そこにはプランがある。そして、神はそのプランを知っている。なぜなら、そのプランを立てたのは神だからです。神ご自身が私たちの生涯のプランナーなのです。
私たちの世界では計画を立てても実現できない・・・ということがあります。しかし、このプランナーは必ずそれを実現してくださるのです。
2 平安と将来と希望を与える計画
イスラエルの民は自分は不幸だと思っていました。しかし、神はエレミヤを通して、神には計画がある。それは平安と将来と希望を与えるものだとおっしゃいました。
主は、私たちにも平安と将来と希望を与えようとしておられます。それは私たちの思いや願いとは違うかも知れません。しかし、私たちを愛しておられる主には失敗・外れはないのです。
3 神の約束に生きる
神の平安と将来と希望に生きるためには何が大事なのでしょうか。
@神に従う・・・エレミヤはその地に住んで、落ち着いた生活をし、そこで増え広がるようにと、神の言葉を伝えました。大切な事は語られる神に信頼して従うことです。
A神に祈る・・・もう一つエレミヤがこのところで語ったのは、神に呼ばわり、神を尋ね求め、神に祈る、ということです。私たちには時に不安があり、戸惑いがあります。しかし、大切な事は、そのままの思いを神に持って行くことです。遠慮なく神に近づき、神に求めることです。神は私たちに会ってくださるのです。
エレミヤは神はあなたがたのために平安と将来と希望の計画をもっておられると言いました。そして彼らは後に本当にエルサレムに帰って行きます。けれども神はもっと大きな計画をもっておられました。それはそのご自身のひとり子をこの世に送り、私たちのためにあがないと救いの道を開くと言うことでした。平安と将来と希望の計画・・・まさに神は私たちのために主イエスを送り、私たちを救い、救われた私たちの歩みをも祝福してくださるのです。
|