神を信じ、またわたしを信じなさい ヨハネ14章1〜3節
あなたがたは、心を騒がせないがよい。神を信じ、またわたしを信じなさい。(1)
この聖書の箇所は十字架を前にして主イエスが弟子たちに語られた箇所です。私たちはこの一年の初めにもう一度、主が語られる、「神を信じ、また私を信じなさい」という呼びかけを受け止めたいと思います。
それでは、この神を信じ、またわたしを信じなさい、とおっしゃるお方はどのようなお方なのでしょうか。
1 私たちを愛していてくださる方
どんな試練があり、逆境があったとしても、主は私たちを愛していてくださる。主は愛している、見捨てない、あなたに何があっても、あなたは孤児ではない。あなたには父なる神がいてくださる。あなたを絶対に見捨てない、あきらめない神様がいる。その証拠がイエス様の十字架なのです。
2 助け主を送ってくださる方
主イエスは、おっしゃいます。父は助け主を送ってくださる。この聖霊様は私たちとともにいて、私たちを正しく導いてくださる。このお方は私たちのそばにいて、私たちを慰め、助け、私たちに罪を示し、また義を示して、主が喜ばれることが何であるかを示し、私たちがその御旨に生きることができるように私たちを助け、私たちが主の証人として生きることができるようにしてくださるのです。
3 勝利を与えてくださる方
イエス様はおっしゃいます。私はすでに世に勝っている。主イエスの十字架は決して敗北ではない。主は十字架において勝利し、その復活においてその確かなことをお示しくださったのです。知ってください。私たちがこのお方のサイドについていたら、私たちの勝利もすでに決まっているのです。
4 住まいを用意してくださる方
主は私たちのために住まいを備えてくださっている。それもちっぽけな住まいではない、ゴージャスな、私が本当にリラックスすることのできる住まいが備えられている。それはすばらしい住まいです。しかし、そのすばらしいのはその造作ではありません。それがすばらしいのは、そこが主イエスの、「わたしがおるところ」とおっしゃる場所だと言うことです。主が住まわれるところに私たちはやがて住むのです。
主イエスはおっしゃいます。神を信じ、また私を信じなさい。「信じる」とは、思い込むことでもなければ、疑わない、疑わない、疑わない・・とがんばることでもありません。信じ続けるとは、神を信じ、またわたしを信じなさい、とおっしゃる方の声を聞き続けることなのです。
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