chuo@8008amen.com


2012年
2013年
2014年
2015年
1月 4日 11日 18日 25日
2月 1日 8日 15日 22日
3月 1日 8日 15日 22日 29日
4月 5日 12日 19日 26日
5月 3日 10日 17日 24日 31日
6月 7日 14日 21日 28日
7月 5日 12日 19日 26日
8月 2日 9日 16日 23日 30日
9月 6日 13日 20日 27日
10月 4日 11日 18日 25日
11月 1日 8日 15日 22日 29日
12月 6日 13日 20日 27日

錦織 寛 牧師の礼拝説教の録画映像は、
CGNTVにおいて視聴できます。
こちらからどうぞ

祝福を受け継ぐ者  ヨハネ15章1〜16節

錦織 博義 師

あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだのである。そしてあなたがたを立てた。それは、あなたがたが行って実をむすび、その実がいつまでも残るため・・・。 (16)

 「お前が選んだのではない。わたしがあなたを選んだのだ」。私たちの伝える福音、私たちの信じる福音は、信じた時に自分のものになったのであるが、神さまの方のお膳立ては、天地に造られる前からであった。

選ばれる神

 神さまは天地の造られる前から、私たちをキリストのうちに選んで下さった。そして、ただ、実を結ぶのではない。「いつまでも残る実を結ぶために」、ただ「お祈りをする」というのではない、「聞かれる祈りをささげるような者にするため」である。

実を結ぶために

 私たち自身、やがて主の前に立つことになる。そこまで留まる実であるということは、何と感謝であろうか。私たちの先輩を通して、主の弟子たちを通して実を結ばせていただいた。そして、「残る実」としていただいた。けれども、今考えたいことは、私たちが実を結ぶため、残る実を結ぶために、主は私たちを遣わして下さるということである。どれだけ、今日までに実を結んだであろうか。聖書の中には実を結ぶということがいろいろある。「善き業」、「福音の実」、「御霊の実」を結ぶということもあるが、この「結実」ということは、もう一つ別の方面であり、最後の目的ともいうべき最も大切な方面がある。それは「繁殖する」ということである。なるほど、ブドウでもリンゴでも、食用価値のあるものであり、私たちも賞味珍重するのであるが、木の身になってみれば、「実」というものの中心的目的は繁殖であり、それは自然の法則である。それは、私たちクリスチャンの世界においても同じである。あなたを通して、もうひとり別のクリスチャンが生まれる。そして多くのクリスチャンが生まれるということに他ならない。

聞かれる祈り

 主イエスさまは、私たちを「聞かれる祈り」を捧げるために選ばれたのである。私たちの祈りは、本当に聞かれているだろうか?祈らせるために、そしてその祈りに答えるために、そしてそこに神のみ業が現れるために、私たちを立てて下さったのである。クリスチャンとは、祈りの器として召されたのであるということを自覚したい。祈ろう。そのために選ばれたのだから。
 「祝福は受け継ぐために」受けたのである。主の選びは「実が実るため」であり、「豊かに実る」ためであり、「繁殖するため」であり、また「祈るため」、しかも「応えられる祈りのため」である。


    
愛読の友
毎日の心の糧に
聖書の一節から
ショートメッセージ


生活の処方箋
日々を楽しく過ごす
ためのヒントが
ここに