あなたを支える神 イザヤ41章8〜16節
恐れてはならない、わたしはあなたと共にいる。驚いてはならない、わたしはあなたの神である。わたしはあなたを強くし、あなたを助け、わが勝利の右の手をもって、あなたをささえる。あなたの神、主なるわたしはあなたの右の手をとってあなたに言う、「恐れてはならない、わたしはあなたを助ける」。(10、13)
イザヤは神の裁きを告げながらも、特にこの四十章以降のところで、イスラエルの回復について語ります。慰めの時が来る。私たちは新しい年を迎えました。昨年の私たちの歩みはどうだったどうか。何度失敗したことだろうか。何度、私は主を悲しませてしまったことだろうか・・・しかし、主は私たちに慰めと回復の時を備えてくださっている。新しい時代が始まろうとしている。イザヤはそのことを語ったのです。
1 共にいる神
このお方は、私たちと共にいる神です。私たちは、本当なら罪深く弱い存在で、神さまに見捨てられても何も言えないような存在です。しかし、神はこの年も、私たちと共にいてくださる。私たちが気がついても気がつかないような時にも、神は共にいてくださいます。それは必ずしもよいことが起こる時だけではありません。しかし試練の中を通るときにも、主は共にいてくださるのです。
2 あなたを助け支えられる神
このお方は単に共にいてくださるだけでなく、私たちを助けてくださるお方です。このお方が見方であったら何も恐れる必要はありません。このお方はどのようにして私たちを助けてくださるのでしょうか。
このお方は弱い私たちを分かってくださり、私たちを強くしてくださいます。このお方は私たちの右の手を握っていてくださいます。そして、主はその勝利の右の手をもって私たちを支えてくださいます。私たちは勝利を与えて下さるこのお方が支えてくださるから大丈夫なのです。
3 「わたし」と語る神
この今年も共にいてくださる神は、自ら「わたし」と語られるお方です。この「私は間違いない」とおっしゃる方がおられるのです。
共にいて、私たちを助けてくださる「わたし」とおっしゃるお方は、この約束を成就するために、ご自身のひとり子イエスを送ってくださいました。共にいる、助ける、とおっしゃったお方は、十字架の上でご自身を犠牲にして、私たちをあがなってくださった。このお方は、私たちの具体的な今年の歩みにおいても私たちを支えてくださるのです。
この一年も私たちと共にいて私たちを支えてくださる主を喜びとし、誇りとして歩みたいと思います。
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