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わたしのが喜ぶ選び人 イザヤ 42章1〜4節
丸山峰子修養生
わたしの支持するわがしもべ、わたしの喜ぶわが選び人を見よ。…彼は叫ぶことなく、声をあげることなく、その声をちまたに聞こえさせず、また、傷ついた葦を折ることなく、ほのぐらい灯心を消すことなく、真実をもって道を示す。(1〜3)
人と人との出会いにおいて、その人の第一印象がお互いの関係を大きく左右します。主イエスとの出会いは、私たちにとって最も大切な出会いであり、人生を大きく変えます。教会学校、礼拝、絵本などを通してイエス様に出会われて、どのような第一印象を持たれたでしょうか。私たちとイエス様との出会いには、言葉が介在し、誰かがあなたに語ってくれた言葉が必ずあるはずです。
イエス様はこんな方ですと話され、イエス様の言葉を読んで紹介してくれた人がいるはずです。
この個所は、イザヤ書にある四つのしもべの歌の第一で、このしもべとはイエス様のことです。人となり神のしもべであられるイエス様は、神によって支持され、喜ばれ神の特別な使命のため選ばれた人です。目を向けた先に見える神のしもべの姿は、輝かしい権威を与えられた者ではなく、何と静かなひっそりとした存在を隠すような目立たない姿です。そのしもべの働きは、「叫ばない、声をあげない、その声をちまたに聞こえさせない、傷ついた葦を折らない、ほの暗い灯心を消さない、衰えないそして落胆しない」の七つの言葉で表され、断絶ではなく、むしろ揺るがせようのない確固たる強い思いを持って相手に関わろうとする意志を感じさせます。これはしもべの弱い者に対する限りない慈しみを表し、優しさを称えた行為です。
このしもべは、悲嘆・苦悩の中において、打ち萎れる人の心に波を立て揺さぶられず、ただ黙って背後からそっと手を当ててその痛みを支え続けておられるのです。そして今にも消え入りそうな心を無情にかき消さずにダメージを与えないように労わりながら寄り添われる理想の姿を、私たちはイエス様のこの姿に見出すのです。イエス様は悩める者、自分の罪深さ、醜さ、弱さにうな垂れる者を放っておかれずに受け止め、倒れないよう癒し救い、支えて下さいます。“傷ついた葦”は容易に倒され、灯心は油が尽きればいつか消えて無くなり、周りを暗闇が覆います。イエス様は人を救うことを決して諦めない忍耐強く長い間をかけて見出して下さるお方です!イエス様は私たちの側に共に居られ、私たちの弱さを強さへ変えて下さいます。きょうもこのお方が語られる御声に聴き、目を離さないでいましょう。
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