わたしが真理 ヨハネ14章19〜6節
イエスは彼に言われた、「わたしはみちであり、真理であり、命である。
だれでもわたしによらないでは、父のみもとに行くことはできない」(6)
「真理」・・・世の中にこれは真理だと、真理を指し示す人は多くいるかもしれません。しかし、主イエスが私は真理だ、わたしこそが真理なのだとおっしゃったのはどのようなことなのでしょうか。
1 本物だ・・・嘘がない
主イエスが真理だと言うことはこのお方には「嘘」がないということです。イエスさまはその当時の宗教家たちにおっしゃいました。お前達は立派なことはいうけれど、中身がない。いや中身がないどころではない。汚いものでいっぱいだ。人々はイエスさまの話を聞いて驚いた。このお方のおっしゃることには嘘がない。権威がある。おっしゃることと、そのしておられることにズレがない。このお方は愛しなさい、と語りつつ、人々を愛し、また仕えなさいと教えつつ、自らがその模範を示して行かれたのでした。
2 不変性をもつ
真理とは時代が変わっても、古びることがない、無効になったり、時代後れになってしまうこともない、主イエスは昔も今も変わりません。このお方の語られることも変わらないのです。主イエスの福音は昔も今も変わることはありません。昔も今も、たとい時代は変わっても、主イエスはご自身を求める者を救うことができるのです。
3 普遍的だ
このお方は普遍的です。あまねく世界中で真理なのです。決して、この主イエスは相対的な意味で救いなのではなく、このお方は国も言葉も越え、男も女も、老いも若きも越えて、すべての人にとって絶対的な真理なのです。
ある人にとっては救いだけれど、他の人には効かないということではありません。アメリカ人もイギリス人も、中国人も韓国人も、白人も黒人も黄色人種も、もちろん日本人も、お金持ちもそうでない人も、社長さんも学生さんも、主婦も会社員も、中学生も子どももまたおじいちゃんおばあちゃんも、どんな人でも信じる者を救うことがおできになるのです。
このお方こそが、このお方だけが、確かな、本物の、時代を超えて変わらない、またどんな人にも通用する「真理」です。あなたもこの真理なるお方を信じませんか。
たいして価値のない、みせかけだけの偽物に、あなたの人生をかけてしまったら、とてももったいない。でも知って下さい。主イエスはおっしゃいました。このお方は本物です。このお方にあなたの人生をかけて、かけすぎということはありません。あなたもあなたの人生をこのお方にかけて見ませんか。
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