わたしを祝福してください 創世記 27章1〜38節
わたしを祝福してください。(19)
イサクはやがて結婚します。すばらしい信仰の女性でリベカと言います。なかなか子どもができなかったのですが、イサクがリベカのために祈る。そして生まれたのが双子で、お兄さんはエサウ、弟はヤコブです。
1 選びによる祝福
聖書は神は弟ヤコブをエサウにまして祝福された・・・それは神の選びによることでした。聖書は言うのです。神はその選びによって、私たちを祝福してくださる。それは不公平でしょうか。そうかもしれません。しかし、知ってください。神様はあなたをひいきして、特別扱いして、不公平なほどに愛してくださった。
才能に富んで優秀な人もたくさんいるかもしない。でも、神様はこんな私のことを選んで神様のことを知り、信じる者としてくださった。イエスさまもおっしゃいました。あなたがたが 私を選んだのではない。私が貴方方を選んだのである。そしてあなたがたを立ててくださったのです。
2 祝福をもたらす求め
エサウとヤコブという兄弟ですが非常に大きな違いがありました。それはエサウは神様の祝福よりも、もっと目に見える、現在的な、今の自分を楽しませてくれるようなものを求める人だった。そして、そういう歩みを続けて行くと、いざ本当に神様の祝福がほしい、必要だと言うときに、それがするりと逃げていってしまう。しまたっと思って、祝福してくださいと求めたときには手後れということがあるのです。
イエスさまもおっしゃいました。求めなさい。求め続けなさい、与えるから。
3 祝福の意味
神はかえって彼が、ああ、家にいられなくなってしまったと旅をしていく中で、「わたしはあなたと共にいて、どこにいくにもあなたを守る」とおっしゃり、また、ヤコブ、あなたが祝福されるのは、あなたが得をして、あなたがいい目を見て、そのためではない。世界中のすべてのひとがあなたとあなたの子孫によって祝福を受けるためなのだ、と語られたのです。神の前に出たときに、おそらく彼が求めていたものと、神様が与えようとしておられたものとは違っていたでしょう。しかし、神はその祝福をヤコブに与えて下さったのです、
神はあなたをも選んで、この祝福を与えようとしておられます。求めてください。それが欲しい、必要なのです、とすがりついてください。どっちでもいいやって言わないで、神様に求めていただきたいのです。
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