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錦織 寛 牧師の礼拝説教の録画映像は、
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こちらからどうぞ

限りなく満たされるお方  マルコ 6章32〜44節

大鶴英樹修養生

それから、イエスは五つのパンと二ひきの魚とを手に取り、天を仰いでそれを祝福し、パンをさき、弟子たちにわたして配らせ、また、二ひきの魚もみんなにお分けになった。みんなの者は食べて満腹した。  (41-42)

 主はこの異邦人の地、度重なる侵略を受けて蚊によるペストに冒された暗い雰囲気のガリラヤの地に来られて、光を照らされました。
 主がご覧になった群衆は、飼う者から離れて迷っている羊のような姿で、人生に迷い自分の存在に悩み、また自分のしたいことをして思いのままに進んで滅びに向かっていることに気づかないでいます。主は彼らを御許に集められ御言を語って、教えられました。群衆は時が過ぎるのも忘れ、食事もしていない状況でした。そこは寂しい所で暗くなってきました。弟子の一人が、解散させてめいめいで食事するように提言しますが、主は「あなたがたの手で食物をあげなさい」と命じられました。しかし、人々の数は、成人男性だけで五千人、女性や子どもたちを入れると約三万人近くの人がいました。弟子たちが二百デナリ(約百万円相当)で一万斤のパンを買うと、周辺の幾つかの村々で調達することになり、食物が無くなってしまい、飢饉に陥りかねませんでした。弟子たちはいろいろと考え、やきもきしますが、人間の業ではどうすることもできません。
 その時、主は食物のことを尋ねられ、弟子たちが持ってきたパンと魚をご覧になって、それらを手に取られ天を仰いで祝福され、パンを裂かれて弟子たちにそれらを配らせられました。
 ほんのわずかばかりのものが、尽きることの無いほどに群衆に分け与えられ、しかも十二かご一杯の残りがありました。主は奇跡を行われ、彼らを満足させられました。
 私たちも人生に迷い、自分の命を失いかねません。大変不幸なことです。しかし、主はそれらの多くの人々を御許に招いておれます。
 パンと魚を裂かれて与えられたように、主はご自身の肉体を砕かれ、私たちの身代わりとして十字架の上で死んで下さいました。
 その主の十字架の死と復活を信じる者は、罪が赦されて無罪が宣言されます。普通は考えられず、あってはならないことが起りました。私たちは、この無限の愛の大きさに圧倒されるばかりです。神の豊かな恵みをいただき贖われて、神に繋がる者とされた私たちは、自分の力、何かの助けに頼らず、問題を主の御許に持って行き主に信頼して祈りましょう。主は二千年前も、今現在も働き続けておられます。主は驚くべき御業をもって、信じるあなたを限りなく満たして下さいます。


    
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