|
神の奥義は成就する
ヨハネ黙示録10章1〜11節
もう時がない。第七の御使が吹き鳴らすラッパの音がする時には、神がその僕、預言者たちにお告げになったとおり、神の奥義は成就される。(6〜7)
ヨハネが見ていると一人の強い御使いが天から下りてきて、全てのものを造られた主を指して言います。
「もう時がない」
時が近づいています。主イエスは「わたしはすぐに来る」とおっしゃいました。主イエスが来るとおっしゃってから二千年がたっています。待ちきれない思いにもなります。しかし、一日は千年のよう、千年は一日のようとおっしゃる神にとって、永遠の神にとって、千年もほんの一瞬に過ぎないのでしょう。確かなことがあります。もう時がない。歴史の完成の時が近づいています。
神の奥義は成就する
それは神の奥義の成就する日です。神様が私たちのために用意してくださった良いことがすべて成就する日なのです。主イエスにあって、二つのものが一つになる。主イエスにあって、絶対に混じり合わないと思われていたものが一つにされていく。主イエスにあって、私たちの罪がゆるされ、わたしたちはきよくされて、主がわたしたちの内に住んでくださる。
同時にそれは、主イエスを信じる道がすべての人に開かれている恵みの時、救いの日はやがて終わると言うことでもあります。恵みの日のうちに悔い改め、主を信じましょう。
あなたも神の言葉を語らなければならない
ヨハネは天の声に促されて、御使いの手にある巻物を受け取ってそれを食べます。それはヨハネの口には甘かったのですが、腹には苦かかったのでした。御言は確かに私たちにとって蜜よりも蜂蜜よりも甘いのです。しかし、同時に御言は苦い。それは御言を信じ受け取る人には大きな喜びをもたらすのですが、同時にその御言はある意味、厳粛なものでもあります。それは信じない者・主の救いを拒む者にとっては神の裁きと滅びの知らせでもあるからです。
その巻物を食べたヨハネに、主は、「もう一度あなたは預言をしなければならない」と語られました。人々は心をかたくなにし、なかなか悔い改めません。しかし、私たちは時がないことを聞きました。神のすばらしい救いの完成の時が近づいています。そしてこのメッセージは私たちに託されています。「もう遅すぎる」という日の来る前に、私たちは喜びをもって、またしっかりとこの救いのメッセージを語り続けたいと思います。
|
|
愛読の友 |
毎日の心の糧に
聖書の一節から
ショートメッセージ
|
|