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ほふられた小羊こそ
ヨハネ黙示録5章1〜14節

ほふられた小羊こそは、力と、富と、知恵と、勢いと、ほまれと、栄光と、さんびとを受けるにふさわしい。(12)

 御座にいます方があがめられている中で、ヨハネはそのお方の右手に巻物を見ます。その巻物には裏表に字が書かれていて、七つの封印でしっかりと閉じられていたのでした。しかし、誰もその封印を解くことのできる者はいませんでした。その巻物の封印が解かれるたびに、歴史は完成にむかって進んでいきます。それが解かれなければ、神の計画は進んでいかないのです。
 ヨハネは悲しくなってしまいます。しかし、その時、大どんでん返しが起こります。「ユダ族のしし」「ダビデの若枝」「ほふられたと見える小羊」なるお方が御座に進み出ます。この「ユダ族のしし」「ダビデの若枝」という表現は旧約聖書のある王なるメシヤに関する預言で用いられています。また、「ほふられた小羊」は、神のしもべとして苦しみを通り、人々に罪の赦しをもたらすお方を指し示しています。いずれにしてもそれは主イエスを指し示していました。そしてこのお方に巻物が手渡されたのでした。

1 四つの生き物と二四人の長老たちの賛美
 彼らは新しい歌をうたいます。小羊なるお方を賛美します。主はその血を流し、神のために世界中から人々をあがなってくださいました。私たちはあがなわれて御国の民とされ、祭司とされました。

2 御使いたちの賛美
 ここでもほふられた小羊がたたえられます。ある人は力を誇り、ある人は富を誇り、ある人は知恵を誇るでしょう。勢いのある人はそのことを誇るかもしれません。しかし、力も富も、知恵も勢いも、全部このお方のものです。そして世界のすべてのものはこのお方を賛美するのです。

3 すべての被造物の賛美
 御座にいますお方と小羊は、さんびとほまれと、栄光と権力とを世々限りなく持つべきお方です。目に見える世界においては、ローマ皇帝が世界の支配者として君臨しており、イエス・キリストを信じ、あがめる者はマイノリティーに見えたかもしれません。実際、ヨハネも孤独な戦いを戦っていたのだと思います。多くの人々が地上では「ローマ皇帝、万歳!」と叫ぶ中で、キリスト者の主をたたえる賛美はかき消されてしまうようにも見えます。けれどもローマ皇帝が支配するのはほんの数十年です。世々限りなく治めるお方をあがめる賛美は天地にあふれているのです。


    
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