神を父と呼ぶしあわせ
ローマ8章14〜17節
あなたがたは再び恐れをいだかせる奴隷の霊を受けたのではなく、子たる身分を授ける霊を受けたのである。その霊によって、わたしたちは「アバ、父よ」と呼ぶのである。 (15)
神様は「天上にあり、地上にあって『父』と呼ばれているあらゆるものの源なる父」(エペソ3:15)、私たちの天の父です。
1 アバ父よと呼ぶことをゆるしてくださる
この天の父はあなたを愛して、私たちが神の子となるために、イエス・キリストを送ってくださいました(1ヨハネ3:1)。そしてこのお方は、命をかけてあなたを愛してくださる。それがあなたの天の父なる神だ、と言うのです。
けれども、神様が天の父だと言われても、あまりにも偉すぎて、そして、私たちの方も、神様に散々迷惑をかけ、また神様の顔にどろを塗ってきましたから、今さら神様に近づくのも、神様が私のお父さんだと言われても、なかなか「お父さん」と呼ぶことができない・・・そんな風に思うかもしれません。
知ってください、私たちの神様は恐ろしくて怖く、冷酷で、私たちを支配し、振り回す残酷な主人のような存在ではなく、私たちが安心して「アバ、父よ」と呼ぶことができる存在なのです。アバとはお父ちゃんという親しい呼びかけだと言うのですが、私たちはまるで子どものように神様に「アバ」と呼ぶことを許されている、私たちがそのように呼ぶことを待っておられるのだというのです。
2 御霊によって私たちを導いてくださる
このお方は私たちを導いてくださいます。私たちが迷うことがないように、惑わされることがないように、神様のみこころの中を歩むことができるように、御霊を与えて、私たちを導いてくださるのです。
3 相続人としてくださる
このお方は私たちをキリストと共同の相続人としてくださいます。神のうちにある豊かな祝福をキリストとともに受け継がせてくださるのです。この地上にあっては主イエスを信じて生きるということは何か、損なような気がするかも知れません。要領が悪く感じるかもしれません。しかし、神の子とされた私たちには豊かな恵みと祝福が約束されています。
私たちの父として、私たちのために立ってくださる神に心からの感謝して仕えていくお互いでありたいと思います。
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