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真実な愛に生きる
Tヨハネ3章11〜18節

山中正雄師(千葉アライアンス教会牧師)

主は、わたしたちのためにいのちを捨てて下さった。それによって、わたしたちは愛ということを知った。それゆえに、わたしたちもまた、兄弟のためにいのちを捨てるべきである。(16)

 「人間」とは何でしょうか。そこには人と人とが結びつき、関係、絆の中に置かれていることを表しています。けれども人間は破れている罪の存在です。「罪」もまた関係概念です。神と人との間の関係が壊れている。ゆがんでいる。ある牧師がこう言いました。「罪とは愛さないことです」。罪は人と人、人と神との関係を遮断し、自分中心の世界を造り上げていきます。でも本当は愛がほしい、絆がほしい。どうしたら神が、神の愛が分かるでしょうか。イエス・キリストという方に心を向けることです。すると罪が分かるようになる。神の愛が分かるようになるのです。イエスを真ん中において人と人とが絆をつくると罪が分かるようになります。
 神が愛であるとはどうしたらわかるでしょうか。「主は、わたしたちのために命を捨ててくださった」。ここに神の愛のしるしがあります。横の絆も大事だけれど、聖書は言います。神と人との縦の絆はもっと大事です。人と人との絆の間に十字架を置くとプラスに転化していきます。イエスさまと出会う前と後ではガラッと変わる。すべてはプラスに変わっていきます。イエスさま抜きの人生はブラックホールのようです。欲望をどれだけ満たしても満足することはありません。愛の喜びをいただいて他者のために生きることが一番幸せです。愛が分かったらスリムな生活をして他者に与えて生きるのです。愛に感動し、愛の喜びをいただいて、愛をもって生きるのです。
 16歳の時にイエスさまを信じた私に、牧師は証しをしなさいと言いました。そして証しをするためには親孝行をしなさいと言いました。それはやさしいことではありませんでしたけれど、その中で自分の祖母が救われた。「おばあちゃん、イエスさまはおばあちゃんのために死んでくださったんだよ、だからイエスさまを信じたら救われるよ。イエスさまの名前を呼んだらいいよ」。祖母は「イエスさま」と言いながら天国に帰りました。その様子を見ていた母が信仰をもった。イエスさまを信じるのはとても単純なことです。どんな人でもイエスさまを信じたら救われるのです。
 神が愛してくださっているということが分かったらうれしくなる。人の目は気にならない。愛する意志と力が生まれていく。キリストの十字架の愛は、私たちを愛でいっぱいにしてくださるのです。


    
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