chuo@8008amen.com


2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
1月 7日 14日 21日 28日
2月 4日 11日 18日 25日
3月 4日 11日 18日 25日
4月 1日 8日 15日 22日 29日
5月 6日 13日 20日 27日
6月 3日 10日 17日 24日
7月 1日 8日 15日 22日 29日
8月 5日 12日 19日 26日
9月 2日 9日 16日 23日 30日
10月 7日 14日 21日 28日
11月 4日 11日 18日 25日
12月 2日 9日 16日 23日 303日

自分の持っているものを堅く保って
黙示録2章18〜29節

ただ、わたしが来る時まで、自分の持っているものを堅く保っていなさい。 (25)

 テアテラという町は商業が栄え、また太陽神の神殿があったともいわれています。この町はパウロがピリピで出会った紫布商人ルデヤのいた町でもありました。おそらくピリピの町で家族と一緒に洗礼を受けたルデヤがその町に教会をたてたのかもしれません。そしてこの一世紀末には、ここにも主イエスを信じる教会ができていました。

知っていてくださった主
 主はこの町のキリスト者たちのことを知っていてくださいました。「あなたのわざと、あなたの愛と信仰と奉仕と忍耐とを知っている」、そう主イエスはおっしゃいました。また彼らの信仰の歩みが以前よりも良いものとなっていることも知っていてくださったのでした。
 主は私たちのことを知っていてくださっています。私たちがどのような犠牲を払って信仰の歩みをしているか、私たちの苦しみも悲しみも、また私たちの努力もまた戦いも主は知っていてくださるのです。

イゼベルとの決別の必要
 イゼベルはシドンの王の娘でしたが、アハブの妻となり、偶像礼拝や不品行へとイスラエルの民を堕落させた人物です。この20節で、「イゼベルという女を、そのなすがままにさせている」と言ったのは、イゼベルに象徴されるような不品行やこの世との妥協に陥っていた人たちがいたことを示してるとされています。特に、商業で栄えた町の中にあっては、商売をするためには、妥協を重ね、いつの間にか、主イエスと大きく離れてしまった人々もいたのでしょう。それでいながら、彼らは自分たちは「深み」を知っている、深い知識を持っている、と自慢していました。どこかでイゼベルと決別する必要があります。イゼベルと仲良くしながら、神の国を受け継ぐことはできないのです。

自分の持っているものを持ち続けて
 異端的な教えに惑わされないためには、正しい教えにしっかり留まり続けることが必要です。イエスは、テアテラにいた忠実なキリスト者たちに、自分の持っているもの、主が私たちに託して下さっているすばらしい賜物をしっかりと持ち続けるようにとおっしゃるのです。主はまた来られます。その時まで、しっかりと信仰に留まり続けていくのです。
 明けの明星とは主イエスを指し示しています。暗黒の中に輝く明けの明星、それは朝がすぐに来ることを私たちに知らせてくれます。どんな暗黒の中にあっても、光り輝く主イエスの臨在の中においていただけるのです。


    
愛読の友
毎日の心の糧に
聖書の一節から
ショートメッセージ


生活の処方箋
日々を楽しく過ごす
ためのヒントが
ここに