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あなたのために祈るイエス
ルカ22章24〜34節
しかし、わたしはあなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈った。それで、あなたが立ち直ったときには、兄弟たちを力づけてやりなさい。(32)
主イエスは一二人の弟子たちを3年間寝食を共にして育てました。弟子たちに語り、教え、また自分のしていることを見せ、そして、実際に実践させて学ばせました。そして神学校でいえばまさに卒業というところです。弟子たちもそういう気分になっていたことかと思います。しかし、そのような中で、イエスさまは弟子たちに、あなたがたのうちの一人が自分を裏切ると語り、また誰が偉いどころではない、あなたがたは私を捨てていってしまう。ペテロ、あなたもだ、私のことを三度知らないと言うだろう。
ペテロは言います。私には覚悟があります。でも主イエスはおっしゃるのです。あなたの覚悟では間に合わないよ。でもそのような中で、主イエスはおっしゃいます。わたしはあなたのために祈ったからね。
主イエスの祈り
私たちも知りたいと思います。主は私のために祈っていてくださっています。私の信仰がなくならないように祈ってくださっています。今、弟子たちは大きな試練に会おうとしています。それまでの経験や覚悟がふっとんでしまうような、自分の自信が粉々に砕かれてしまうようなそんなところに立たされようとしています。しかし、私のために祈ってくださったお方がいてくださる。
@あなたの信仰はなくならない
私の信仰は、私に土台しているのではありません。私のためにとりなしてくださる主によっているのです。あなたの信仰はなくならない、と主はおっしゃるのです。
Aあなたは立ち直る
あなたは私のことを三回知らないと言う。もうおしまいだと思う。しかし、おしまいではなく、主は私のために祈っておっしゃるのです。あなたは立ち直る。
Bあなたは兄弟たちを力づけるようになる
そして、主はここで祈りながら、ペテロが再びリーダーとして、他の弟子たちを励ます存在になるとおっしゃるのです。
まさに、私を信じ、わたしのために祈ってくださるお方が私を支えてくださいます。祈ると言うときに、確かに、「わたしの」祈りもあるのですが、同時に、それ以上に、わたしのために祈っていてくださるお方がいてくださることを覚えたいと思います。そしてこのお方の祈りは確かなのです。
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聖書の一節から
ショートメッセージ
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