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御怒りの大いなる日が来る
ヨハネ黙示録6章1〜17節
御怒りの大いなる日が、すでにきたのだ。だれが、その前に立つことができようか。(17)
小羊が封印を解いていきます。そしてその封印が解かれるたびに起こるのはあまり楽しいことではありません。第一の封印が解かれた時には白い馬、第二の封印の時には赤い馬、第三の封印の時には黒い馬、第四の封印が解かれた時には青白い馬が出て来ます。白い馬に乗った人は弓を手に取り、戦いに戦い、勝利に勝利をおさめようとします。赤い馬に乗った人は地上から平和を奪い取り、人が殺し合うようになります。黒い馬はききんをもたらし、青白い馬は地上の四分の一を支配し、人を殺していきます。このような戦いや災いがもたらされるのなら、この封印は解かれない方がよかったようにも思えてしまいます。しかし、これらの災いは世の終わりへの警告であって、決定的な裁きが来る前に人々が自分の過ちに気づいて悔い改めるためなのです。
第五の封印が解かれると、殉教者たちが主の正しい裁きを求めて声を上げます。そして第六の封印が解かれると、天変地異が起こりました。
その時、地の王たち、高官・千卒長・富める者・勇者・奴隷・自由人も、みな洞穴や山の岩陰に身を隠して言うのです。「さあ、われわれをおおって、御座にいますかたの御顔と小羊の怒りとからかくまってくれ」。
神の怒り
神は怒るお方です。私たちは慈愛に富んだ神を知っています。ただ同時に神は正しいお方、義なるお方です。神は私たちを真剣に愛しておられますから、私たちが危険な道を歩んでいたら、真剣に怒ります。
怒りの日が来る
しかし、ここで「御怒りの大いなる日」といったときに意味していることは、最終的な裁きの日が来るということです。その日が来るまえに、悔い改めて、神の前に立たなければなりません。
神の怒りからかくまってくださる方
私たちを神の御怒りの大いなる日におおってくださるのは、私たちのために十字架にかかって私たちの罪を負い、神の怒りを一身に受けてくださった主イエスお一人です。
怒りの日がきます。大事なことがあります。悔い改めて神の前に立つことです。私たちをおおい、救ってくださる主にすがることです。知ってください。主イエスを信じすがるときに、御怒りの大いなる日は、慰めの大いなる日、救いの大いなる日、主と共に勝利する大いなる日に変えられるのです。
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