戸の外に立ってたたくイエス
黙示録3章14〜22節
見よ、わたしは戸の外に立って、たたいている。だれでもわたしの声を聞いて戸をあけるなら、わたしはその中にはいって彼と食を共にし、彼もまたわたしと食を共にするであろう。(20)
ラオデキヤの町はとても豊かな 町で、金融業、繊維業(黒い光沢のある羊毛)、製薬業(目薬)でも有名でした。また教会も豊かな教会だったのでしょう。しかし、この教会は深刻な問題を抱えていました。一番は、彼らが自分の問題に気づいていなかったということです。それどころか、自分たちは「富んでいる、豊かになった、何の不自由もない」と言っていました。けれども、あなたは「みじめな者、あわれむべき者、貧しい者、目の見えない者、裸な者」だと神はおっしゃるのです。
ここで主イエスはおっしゃいます。私がこのようにあなたを叱ったり、懲らしめたりするのは、あなたが私の愛している者だからだ。神はラオデキヤの教会を見捨てていません。いえ、かえって、愛しているとおっしゃるのです。
1 私から買いなさい
主は愛するラオデキヤの人々に私から買いなさい、とおっしゃいます。
@火で精錬された金を
イエスさまは偽物は渡しません。最高に高価なもの、良いもの、私たちに豊かさをもたらし、どのような時代にも価値が変わらないものを私たちに売ってくださるのです。
A白い衣を
主イエスの弟子にふさわしいのは白い衣です。黒かったり、薄汚れている衣ではなく、罪も汚れもない白い衣を私たちに着せてくださいます。
B目薬を
主が与えてくださる目薬をつけると、神様が、自分が、神様が備えてくださっている祝福が見えるようになるのです。
偽物をつかませようとする人に惑わされないでください。本物を与えてくださるのは主だけです。
2 戸を開けて私を迎え入れなさい
主はおっしゃいます。私は戸の外に立ってたたいている。あなたは、主イエスを心から閉めだしていないでしょうか。主イエスはあなたが戸を開けるのを待っておられます。そしてあなたが戸を開けたら、喜んで私たちの心のうちに住み、私たちと一緒に食事をしてくださる、主はそのような親しい交わりに私たちを入れてくださるのです。
主はラオデキヤの教会の人々と共に歩みたいと願っておられました。だから勝利を得る者には私と共にわたしの座に着かせるとおっしゃいます。主は私たちにも声をかけ続けてくださいます。
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