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恵みの決算
ルカ19章11〜27節 錦織 博義 師
わたしが帰って来るまで、これで商売をしなさい (13)
この譬えの中心・主イエス・キリストは13節の「わたしが帰ってくるまで商売しなさい」という言葉の中に含まれている。
商人にとってまず必要なのは人
神は、私たちを見出して下さり、私たちを「忠実なものと見て」、資本を任されたのである。私たちに商売するために必要な一切の恵み・資本を一任されたのである。それぞれ皆同じ「一ミナ」(約3億円)であった。それは「今日」という1日である。更に、最も根本的なものは「神の恵み」、または「聖霊ご自身」である。
この御霊、この恵みは、私たちが奉仕をなし、使命を成し遂げるために必要な一切である。
資金は運用しなければならない
資金は同じでも、その与えられた恵み(資本)をどのように活用するかによって結果は違ってくる。私たちは内に頂いている恵みを、御霊を浪費してはならない。神の恵みをいただきながら、どのくらい証人としてこれを用いているだろうか。
「商売しなさい」という語は、
@資本は他の所から借用したものである。それはただ奉仕と証しのために貸与されているだけである。
Aこの語は事務に関する言葉であり、事務的な仕事に雇われたことを意味している。総支配人である神に献げたものは、すべて神聖なものであり、「これは世俗」というものはない。神は説教者と共に神の実業家、教員や、介護職員、事務職員や工員をも求めておられる。
この商売は期限付きである
「わたしが帰って来るまで」。御霊の目標と聖化されたクリスチャンの目標は、いつもキリストの再臨である。御霊の任務は、クリスチャンとこの世の民をキリストのご再臨のために備えることである。どうしてそれができるか?まず、私たち自身の心と生涯が霊的に備えられることである。もう一つは、事業も働きもキリストのご再臨を目標にしなければならない。いつ主が来られても備えはできているのか?
商売には相応しい報酬がある
主は「成功した!」とは仰らない。ただ「忠実であった」と認めて下さる。認めて下さるのは、御霊への服従である。
私たちはこの1年、本当に御霊の声に従っただろうか?主のみ声を聞いたならば、心を頑なにしないで、即刻従いたいものである。
その報酬は、10の町を治めさせられる。更に恵みに進ませ、責任ある奉仕へと進ませるものであった。神は来年、更にあなたを用いようとしておられる。神を大胆に期待して、仕えていこうではないか。
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