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満腹の祝福
マタイ14章13-21節

神はあなたがたにあらゆる恵みを豊かに与え、あなたがたを常にすべてのことに満ち足らせ、すべての良いわざに富ませる力のあるかたなのである。(Uコリント9章8節)

 さて、今日の話も主イエスの奇跡の一つで、とても有名なものです。この奇跡は四つの福音書のどれにも書かれています。弟子たちはこの奇跡が忘れられなかったし、主イエスの生涯を書くときにこの奇跡は絶対に外せないと思ったということでもあったのでしょう。

1 主イエスのところに行ったら
 人々は、先回りしてガリラヤ湖の向こう岸で、舟で移動してこられた主イエスを待っていました。それは決して、有名人、お金持ち、宗教家・・・といった人たちではありませんでした。病人たちであり、神さまの言葉に飢え渇いた人たちでした。イエスさまは彼らをごらんになった時に深く憐れんでとあるのですが、それはまさに主イエスの心の深いところから来ているあわれみを指し示しています。人々は主イエスのところに来るのです。私にはあなたの救いが必要だ・・・そして、知ってください。主イエスはふかくあわれみ、助けてくださる、救ってくださるのです。

2 あなたがたの手で
 さてところが夕方になってくる。弟子たちは心配しています。いろいろなことを先回りして対処しないといけないと考えています。夕方になる。ここはさびしいところだ。村までも離れている。早く何かお腹にいれないと、倒れてしまいかねない。しかし、主は、弟子たちが誰も考えつかないようなことをおっしゃいます。「あなたがたの手で食物をやりなさい」。けれどもそれは無理です。弟子たちは言います。パン五つと魚二匹しかもっていません。ここで弟子たちは大きな問題の前にあまりにも無力な自分の姿を見せられるのです。人のことどうこうではない、本当にあまりにも弱く無力で、神さまの助けを必要としている自分の姿なのです。

3 主イエスの手で
 主は弟子たちに、そのパンと魚をわたしのところに持ってきなさいとおっしゃいました。そして主は、天を仰いで、そのパンと魚を祝福される。弟子たちはそれを配っていった。するとみんなが食べて満腹した。
 あなたはきっと今日、神さまの助けを必要としています。けれども主は主イエスに来る者を皆、救い、満たしてくださいます。そしてあなたがもし、この神さまの祝福をすでに知っておられるなら、今度はあなたもパンを配る側に加わってほしいのです。


    
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