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あなたも歌い始める
使徒行伝3章1〜10節

ペテロが言った、「金銀はわたしには無い。しかし、わたしにあるものをあげよう。ナザレ人イエス・キリストの名によって歩きなさい」。こう言って彼の右手を取って起してやると、足と、くるぶしとが、立ちどころに強くなって、踊りあがって立ち、歩き出した。そして、歩き回ったり踊ったりして神をさんびしながら、彼らと共に宮にはいって行った。(6〜8)

 エルサレムの神殿には「美しの門」と呼ばれる門がありました。そこに、いつも暗い顔をして座っている男がいました。彼は年のころ40くらいでしたが、生まれつき足が悪くて、物心のついた頃からそこでこじきをしていました。彼は決して笑いません。いつもなさけない、顔をしていた彼には悲しい、みじめな皺が刻まれていたはずです。
 ある日そこに、ペテロとヨハネがやってきました。その男はいつもように、ペテロたちにも施しを求めました。その時にペテロは言いました。「金銀はわたしにはない。しかし、わたしにあるものをあげよう。ナザレ人イエス・キリストの名によって歩きなさい」。するとどうでしょう。彼の足とくるぶしとが強くされて、立ち上がり、歩いたり踊ったり、そして神さまを賛美しながら聖所の中に入っていったのでした。笑ったことのなかった人が笑うようになり、歌ったことのない人が歌うようになった。ペテロは後で言っています。私がしたのではない。イエスさまがそのことをこの人の人生にしてくださったのだ。
 そのことは昔も今も変わりません。どんな悲しみや痛みや苦しみやみじめさの中にあっても、神さまは私たちをもう一度、歌わせてくださる。もう一度喜びに満たし、もう一度踊らせてくださる。主はそのことを私たちにしてくださるのです。聖書は言います。私たちをみじめにするのは体の障害や貧しさではない。私たちを一番みじめにするのは、私たちの心の醜さであり、罪なのだ。その罪の問題に対して、私たちはあまりにも無力です。自分でどうすることもできないのです。
 けれども知ってください。この男も、また周囲の人々も誰も想像も期待もしていなかったけれども、主イエスは私たちをそのような罪の問題からも解放して、心の底から喜びをもって歌うことができるようにしてくださるのです。そのために、罪のない神の子、主イエスは十字架の上で私たちの罪を負って死んでくださったのです。そしてあなたにももう二度と自分はみじめだとか、かわいそうだとか、言わなくていい、喜びをもって生きる新しい生涯をあなたに与えてくださるのです。


    
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