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国と力と栄えとはあなたのもの
歴代志上29章10〜13節

主よ、大いなることと、力と、栄光と、勝利と、威光とはあなたのものです。天にあるもの、地にあるものも皆あなたのものです。主よ、国もまたあなたのものです。あなたは万有のかしらとして、あがめられます。 (11)

 主の祈りの「国と力と栄えとは限りなくなんじのものなればなり」という言葉はもともとの主の祈りの中にはないのですが、歴代志上のダビデの祈りから、教会の中で伝統的に付け加えられたものとされています。
 ダビデは年をとり、後継者としてソロモンを立てていました。ダビデは主のために神殿を建てたいと願っていましたが、主はそれはソロモンにゆだねるようにと命じられました。ただダビデは若いソロモンのことを思い、神殿を建てる準備をします。そして彼はイスラエルの民にも献金を呼びかけます。ダビデは神殿を喜んでささげられたもので建てたかったし、みんなでそのことをしたいと思ったのでしょう。そしてダビデの呼びかけに答えて、非常に多くのものを民もささげたのでした。彼らは「真心からみずから進んで主にささげた」と聖書は言います。このことはダビデにとっても民にとってもとても大きな喜びでした。そしてダビデはこの祈りをささげます。

1 全部あなたのもの
 そもそもどんなに献金をしたと言っても何も誇ることはありません・・・とダビデは言います。つまり、もともと神様のものだからです。そして私たちも、祈りの最後に全部を神様におささげするのです。
@国と・・・ダビデは王でした。自分は王として確かに仕事を託されているけれども、本当の王は主だということがあったのです。皆さん、誰が国を治めているように見えたとしても、真の王は主ご自身なのです。
A力と・・・力を握ると私たちはその力を振るいたくなります。けれども、私たちはこの主の祈りをこう祈る中で、その力を主の御手の中にゆだねます。主が私の歩みの中に力をもっておられるのだということを認めるのです。
B栄えと・・・私たちはすべての栄光を主に帰します。ダビデは偉大な王でした。しかし、彼はそのすべての褒め言葉を主に帰します。自分ではなく、私を生かしてくださる主がすばらしいのです。

2 限りなく、とこしえに
 それは一時のことではありません。とこしえに、ずっとあなたのものです。私たちはそれを毎日、毎週告白します。私たちはこのように主をたたえて、すべてを主の御手にお返ししてこの祈りを閉じます。主こそが私たちの人生を治めてくださるお方だからです。


    
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