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バトンを受け継いで
ヘブル11章39節〜12章3節

村上 宣道 師

信仰の導き手であり、またその完成者であるイエスを仰ぎ見つつ、走ろうではないか。(2) 

 モーセを中心としたイスラエルの新しい歴史は、モーセを知らない新しい世代が起こったというところから始まっています。車田秋次先生が天に帰られて三十年という区切りの中で車田先生を知らない世代が増えてきていることは事実です。しかし同時に、先生の歩みを振り返り、その信仰を再確認することは大切なことです。主はさらに豊かな祝福を約束し、また先に歩んで行った人々によって託されたバトンを受け継ぎ、約束の道を全うするようにと、私たちに務めをゆだねておられるのです。車田先生から手渡されているものは何だったのでしょうか。

1 ホーリネス信仰へのこだわり
 ホーリネスのメッセージを宣証することは車田先生を突き動かすメッセージでした。きよくなることこそが、神が私たちに願っておられることだということを語り、ホーリネスに生きて行かれたのです。

2 聖書信仰へのこだわり
 聖書は神の言葉だと信じると言うこと以上に、先生自身が本当に「聖書の虫」「生きたコンコールダンス(聖書語句辞典)」とも呼ばれたことでした。先生の御言の解き明かしを聞くたびに、「御言が開かれる」という経験をさせられました。「聖書って本当にすごいんだなあ」と目を開かれ、ありのままの姿で神の前に引き出され、悔い改めに導かれ、また恵みに引き上げられたことでした。そして先生は御言を理解し、語るというだけでなく、まさに御言に殉ずるという、聖書の御言に命をかけていかれたのです。

3 聖霊へのこだわり
 「あなたがたが信者となった時、聖霊を受けたのか」(使徒19:2)。聖霊によらなければ信仰の歩みを全うできるはずがない。車田先生は、聖霊に寄り頼むことへのこだわりをずっと持っておられました。「権勢によらず、能力によらず、わたしの霊による」(ゼカリヤ4:6)ということを頭で分かっていても、どれだけ、そのことに生きているでしょうか。

 車田先生が本当に残したかったもの、受け継いでほしいと願っておられたことを本当に受け継いで、信仰の馳せ場を走り抜いていかなければ、今まで命をかけて歩んでこられた方々の歩みが無に帰してしまいかねない。
 しかし、車田先生に信仰を与えられたのは主イエスです。私たちは主の御心を見極めながら、完成にまで導くことのできるお方に目を向けて今、私たちが参加すべき競走にしっかりと参加して走り抜かせていただこうではありませんか。


    
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