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共に恵みにあずかる
ピリピ4章14〜20節

わたしの神は、ご自身の栄光の富の中から、あなたがたのいっさいの必要を、キリスト・イエスにあって満たして下さるであろう。(19)

 パウロはピリピ教会の信徒たちからの贈り物がどのような恵みをもたらしたか、またこの贈り物にどのような意味があるのか、そして贈り物をした者にどのような祝福が与えられるのかを記しました。神へのささげ物は、ささげた者とささげ物を受け取った者との間に「共にする」「分け合い」の関係を生み、神はそのささげ物をよみせられ、ささげた者に豊かに報いられるのです。

共にめぐみにあずかる意味
 パウロは、ピリピ教会の信徒たちの信仰と愛に基づく贈り物が、自分の困難――キリストのための投獄――を分け合うことになっていたと言う。困難に共にあずかること、共に重荷を負うこと、さらに困難のパートナーシップ(提携)の意味もある。
 それは、彼らは経済的に豊かであったからではありません。彼ら自身大きな試練の中、また貧しさの中にいました。その中から、何の言い訳もしないで、何度もパウロを助けたのです。愛に基づいて贈り物をし、愛に基づいてこれを受け取るのが、まさに共有(分け合い)です。

共に恵みにあずかる性格
 パウロはこの贈り物が自分にとってどんなものであったかを語ります。
 「それは、かんばしいかおりであり、神の喜んで受けて下さる供え物である」。ここに、この贈り物の性格が示されています。それは「神の受け入れられる贈り物」でした。「かんばしいかおり」とは、旧約聖書にある「燔祭の供え物」がささげられたとき放つ香ばしい香りを指しています。
 では「神の喜んで受けて下さる供え物」とは、神のみこころに適うささげ物です。そのためには、神のみこころが何であるかを知り、それを行うことができる者にしていただく必要があります。心から、信仰をもって、また心からの愛をもってささげるのです。

共に恵みにあずかる報い
 ピリピ教会の信徒たちが、神の恵みに応え、信仰と愛とをもって、エパフロデトに託してパウロに送った贈り物は、彼の必要を充分に満たした。そして神は「キリスト・イエスにあるご自身の栄光の富をもって」、ピリピ教会の人々にも報いられる、とパウロは言います。神は、愛をもって共に献げる私たちのすべての精神的な必要、霊的な必要、物質的な必要を豊かに満たして下さるのです。


    
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