主イエスのファミリーにようこそ
マタイ12章46〜50節
そして、弟子たちの方に手をさし伸べて言われた、「ごらんなさい。ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる。天にいますわたしの父のみこころを行う者はだれでも、わたしの兄弟、また姉妹、また母なのである」。 (49-50)
イエス様の周りには多くの人たちが集まって、家族でさえも近づくことができなかったほどでした。しかし、誰かが気を利かせて、イエス様に「お母様と兄弟方が、あなたと話そうと外で待っておられますよ」と声をかけます。しかし、その時に、主イエスは自分のそばにいた弟子たちの方に手を差し伸べて、「ごらんなさい、ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる」とおっしゃいました。主イエスは私たちのほうに手を伸ばして、あなたも私の家族だと言ってくださるのです。
1 同じ天の父の子だから
イエス様は神様のことを「天の父」と呼ばれました。神様は私たちに関係ないよその誰かではなく、私たちの天の父でもあります。それは私たちがいつでも神の温かい愛の中に置かれていること、神様がとても親しい存在であることをあらわしています。私たちはこの天の神の子です。それは私たちの隣りにいるこの人、あの人とも兄弟姉妹だということなのです。ですから教会ではお互いのことを兄弟姉妹と呼びます。○○兄、△△姉と呼ぶのです。
2 ファミリーの条件
ファミリーに入るのには条件があります。ここで主イエスは、天の父のみこころを行う者はだれでもとおっしゃいます。天の父のみこころというのは、私たちが自分の罪を認めて、私たちを救ってくださる神様にすがることです。私は自分の問題は自分で解決しますって意地を張るのではなく、神様、助けてくださいって、神様にすがることなのです。
3 弟子たちの方に手を伸ばして
主イエスは弟子たちに手を伸ばしておっしゃいます。ごらんなさい。ここにわたしの母、私の兄弟がいます。弟子たちは決して特別な人たちではなく、ごくごく普通の村人たちでした。けれども、そんな弟子たちをイエス様のファミリーに加えてくださったのです。
そして主イエスの家族も後には、イエス様が救い主であることが分かるようになって、イエス様を救い主として信じ、イエス様のファミリーに加わっていきました。
主は私たちにも手を伸ばしてくださっています。あなたもまた主イエスのファミリーに招かれているのです。
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