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イエスはすぐに手を伸ばし
マタイ14章22〜33節

ペテロは舟からおり、水の上を歩いてイエスのところへ行った。しかし、風を見て恐ろしくなり、そしておぼれかけたので、彼は叫んで、「主よ、お助けください」と言った。イエスはすぐに手を伸ばし、彼をつかまえて言われた、「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」。 (29-31)

1 順境の時の祈り
 5つのパンと二匹の魚の奇跡は人々の熱狂を生んだのですが、主イエスは興奮している人々を解散させ、また弟子たちを先に向こう岸にやられ、御自分は山に登って祈られたのでした。主イエスがこの五千人の給食の奇跡を行われたときはある意味、大成功の時でした。しかし、案外、ピンチの時以上に実は成功したときというのは余計祈りが必要なのかもしれません。イエスさまはその成功の中で、祈ることがどうしても必要だと思われた。いろいろなことがうまくいっているときにも、ますます謙虚になって生きる事ができるように祈ろうではありませんか。

2 沈むことのない神
 さて舟に乗った弟子たちですが。逆風が吹いて、なかなか前に進みません。弟子たちは何時間も風や波と格闘していました。弟子たちは疲れ、また不安と恐れに支配されていたことでしょう。そんな彼らのところに主イエスは近づいて行かれました。そして、主イエスは彼らに声をかけられます。「しっかりするのだ。わたしである。恐れることはない」。私たちの信じる神は、どんな嵐の中にあっても沈むことのないお方です。

3 沈ませることのないイエスの手
 ペテロは突拍子もないことを言います。「主よ、あなたでしたら、私に命じて、水の上を歩いてあなたのところに行かせてください」。主イエスは「来なさい」とおっしゃいます。ペテロも何歩か歩いたようです。けれども風や波を見てこわくなり、沈み始めた。このような時に、私たちは主イエスだけを見つめるべきなのです。
 ペテロは「主よ、お助け下さい」と叫びます。その時に、主は「すぐに」手を伸ばし、ペテロを捕まえて、そしておっしゃいます。「なぜ疑ったのか。信仰の薄い者よ」。イエスさまはペテロの信仰を「信仰が薄い」とおっしゃいました。当にそのようなものだと思います。けれども、主イエスはそんなペテロや弟子たちを見捨てません。そしてまず手を伸ばして、ペテロをつかまえてくださいます。主イエスは決して私たちを沈ませることのないお方なのです。 


    
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