ただ聖霊が下るとき
使徒1章1〜14節
ただ、聖霊があなたがたにくだる時、あなたがたは力を受けて、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはてまで、わたしの証人となるであろう。 (8)
主イエスは、聖霊の約束を与えて、天に帰っていかれました。そして弟子たちや主イエスの家族、また彼らの仲間120人による10日間の祈りの後に、聖霊が下られたのです。そして、このペンテコステを境にして、弟子たちは主イエスの証し人として働き始め、また「教会」が誕生したのです。聖霊が下るとき・・・
1 力を受ける
私たちは弱く、力がないかもしれません。しかし、聖霊が下られると、力を受ける。弱かったあなたも力を受ける。神様はあなたに必要な力を与えてくださるのです。
2 わたしの証人となる
主は私たちをキリストの証人としてくださいます。証人にはいくつかの条件があります。
@「わたし」を知っている
証言の内容は「わたし」と言われる主イエスです。主イエスを知っている。そして主イエスを一番よく知っているのは御霊です。だから聖霊が来られるときに、私たちは証人となるのです。
A個人的に経験的に知っている
証言者は自分自身の経験、見たこと、聞いたこと、したこと、経験したことを語るのです。主イエスの証人となるということは、主イエスを個人的に知っている、主イエスの救いを経験しているということが必要なのです。
B信頼される証人
証人は信頼できる人であることが必要です。主イエスは救い主で、私たちの生涯を豊かに祝福してくださる。私たちを神の子として、聖なる者としてくださる・・・そのことが本当だったら、証人である私たちが、そのような生き方をしていないといけない。それをさせてくださるのは聖霊なのです。
主イエスはおっしゃいます。私は何も持たせないで行け!とは言わない。逆に、何ももたないままで出て行ってはいけない、聖霊が与えられるまでは待っていなさい。ただ聖霊が下られたら、何も心配はいらない。あなたはわたしの証人になるのだ。
そして、聖霊が下られたときに、聖霊は世界宣教をもたらします。まず地元で証し人として生きる。でもそれだけではなく、さらに先、さらに先、そして地の果てまで。私たちは宣教者として行くのです。
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