神は驚くべき方
黙示録15章1〜8節
全能者にして主なる神よ。あなたのみわざは、大いなる、また驚くべきものであります。(3)
サタンとの戦いに勝利した人々が、神様の救いを高らかに賛美します。
大いなる驚くべき方
全能者にして主なる神! このお方は力があり、このお方のなさることは驚くべきことです。
では何が驚くべきことなのでしょうか。
1 神の救いの御業
それはモーセの歌、小羊の歌でした。モーセは旧約聖書の時代にエジプトで奴隷であったイスラエルの民を導き出し、救い出した人物。そして小羊なる主イエスは、私たちを罪の中からあがないだしてくださった救い主です。まさに神の救いはアメージングなのです。
アメージング・グレース(「驚くばかりの」)という讃美歌を作ったのは、ジョン・ニュートンという人でした。彼は奴隷貿易の船に乗るのですが、22歳の時に大嵐に巻き込まれて、そこで神に祈り、回心を経験します。やがて彼は牧師になります。彼は言います。私はかつては難破していた。でも私の魂は盲目だった。迷子だった。でも神さまはそんな私を救ってくださった。
皆さん、神さまは私たちを救ってくださいました。神さまはその尊いひとり子イエスさまを送り、私たちに救いの道を開いてくださったのです。
2 正しく、真実
このお方には曲がったところ、暗いところはありません。このお方は正しい裁きを行ってくださいます。このお方は正しい道を示し、私たちにその道を歩ませてくださいます。このお方は私たちを罪からあがなうだけでなく、私たちを正しく導くことがおできになるのです。このお方は、私たちがすがり、頼っても決して裏切られることのない、正しく、真実なお方として、私たちの歩みを支えてくださるのです。
同時にこの正しく、真実とは、正しい裁きを行って下さるお方ということです。主の正義があらわされるときが来るのです。
3 すべての国からその民を集める
世界中の人はこのお方を礼拝します。このお方だけが礼拝を受けるべきお方です。このお方はすべての国の王、すべての国民の主なのです。
神さまは私たちを罪から救い、正しく真実に導いてくださるお方です。世界中から人々がきて、主をあがめます。私たちもこの驚くべき主を賛美しましょう。
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