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あなたのための救い主
ルカ2章8〜20節
恐れるな。見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。きょうダビデの町に、あなたがたのために救主がお生れになった。
このかたこそ主なるキリストである。 (10〜11)
主イエスがお生まれになった夜、羊飼いたちが野原で羊の群れの番をしていました。貧しい羊飼いです。けれども彼らを明るい光が照らし、天使が現れて彼らに語りました。恐れるな、すべての民に与えられる大きな喜びをあなたがたに伝える。今日ダビデの町に、あなたがたのために救い主がお生まれになった。
あなたがたと呼ばれたのは、直接的には羊飼いたちのことです。ここで羊飼いたちが聞いたのは、自分達のために救い主が来てくださったということでした。自分に関心をもって、自分たちを救おうとしておられる神がおられる・・・クリスマス、それは関係のない外国の、関係の無い時代に生まれたどこだかの教祖様のことではなく、あなたのために救い主が来てくださったというのです。
あなたにも救い主が必要
あなたがたのために救い主がお生まれになった・・・ということは、まず、あなたがたにも救い主が必要だと言うことをまず認めなければなりません。もしイエスさまがわたしの救い主でもあるとしたら、それは、神さま、わたしにも救い主が必要なのです、と認めることになるのです。知ってください。私たちには救い主が必要です。私たちは問題を抱えています。罪という問題です。自分を不幸にし、また人をも不幸にしてしまうとても深刻な問題です。そしてその問題は、自分の努力や修養ではどうすることもできないのです。
あなたに関心をもっておられる主
けれども、そんなあなたに関心をもって、あなたを救おうとしておられるお方がいてくださる。羊飼いたちのことを一体、誰が気にしてくれていたでしょうか。しかし、主イエスがお生まれになった時、そのニュースを聞いたのはこの羊飼いだけでした。その日に主イエスを拝んだのは羊飼いだけでした。不思議なことです。主は小さなあなたにも関心をもって、あなたを救おうとしておられるのです。
すべての人への喜びの知らせ
この知らせは確かに「あなたがたのために」と羊飼いたちに手渡されました。しかし、この知らせは「すべての民に与えられる大きな喜び」でした。私たちはこの知らせを聞いて、救い主にお会いし、喜びに満たされました。しかし、その方は私たちたちの救い主であるだけではありません。このお方はすべての人の救い主なのです。だから私たちもこの喜びの知らせをすべての人に喜びをもって伝えるのです。
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