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主の慰めの宣言
イザヤ40章1〜11節

あなたがたの神は言われる。「慰めよ。わが民を慰めよ・・・」(1)

 北イスラエル王国は、ついにアッスリヤに滅ぼされて国がなくなってしまいます。そんな時代に南ユダ王国で活躍した預言者がイザヤでした。預言者イザヤは、北イスラエル王国が滅んだということをとても深刻に受けとめていました。決して南は大丈夫、ということではない。悔い改めないと同じことになる。そしてイザヤは彼がどれだけ主の言葉を語り続け、また警告を発し続けても、南王国もやがて滅びてしまうことを知っていました。
 しかし、そんなイザヤに主は慰めと救いのメッセージを託されたのでした。

1 「あなたがたの神」
 イザヤはイスラエルの民に対して、「あなたがたの神が」と言います。あなたがたには神がいる。あなたがたの神は他でもない、ただこのお方だけだ。大能の御腕をもって治めるお方、谷を高くし、山を低くされるお方、栄光に満ち、同時に牧者として責任をもってイスラエルを導くことのできるお方。あなたがたには神がおられる。イザヤはまずそのように語ります。

2 「慰め」を宣言される神
 この「あなたがたの神」であられるお方が、「慰めよ」と語られる。ここで「慰め」とあるのは、裁きの向こうにある回復をあらわしています。イスラエルの経験する苦しみは、そもそも自分の罪の結果だ。彼らは経験しなくてもよい苦しみを自ら自分の身に招いてしまったのです。しかし、主はそんなイスラエルをもう一度、ゆるし、回復してくださる。それが慰めなのです。

3 「わが民」と呼ばれる神
 ここで神はイスラエルの民に、「わが民」と呼びかけておられます。主に背を向けて歩んで、神の民として生きることなどいまさらできる訳がない。けれども主はそのような私たちを、「わが民」と呼んでくださる。まさにここに救いがあり、慰めがあるのです。  神がイザヤを通して語られたのは単にイスラエルが捕囚から帰ってくるということだけではない、もっとすごいことが起ころうとしている。新約聖書の記者たちはそうだ、それが主イエスにおいて実現したと言ったのです。主イエスがこの世に来て、私たちの身代わりに死ぬというとんでもない仕方で、私たちのために慰めと回復をもたらしてくださった。知ってください。あなたにも慰めの時が来たのです。あなたはそれを経験されましたか。まだでしたらぜひ、神さまがあなたにも「わたしの民」と呼びかけておられる呼びかけを受けとめていただきたいのです。そして、もう神さまの慰めに生きているという方は、このすばらしい知らせを喜びをもって宣言していきたいのです。


    
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