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イエスさまのいる余地
ルカ2章1〜7節

しかし、彼を受け入れた者、すなわち、その名を信じた人々には、彼は神の子となる力を与えたのである。 (ヨハネ1章12節)

 そのころ・・・と聖書は言います。ちょうどマリヤが臨月を迎えようかというそういうタイミングで、全世界の人口調査をせよとの勅令が皇帝アウグストから出た。世界中の人たちが自分の町に帰って登録をします。ここで世界を動かしているのはローマ皇帝です。そして人々は否応なしにその命令に従わなければなりません。ローマに征服されて、自治権を奪われて、仕方なく、彼らは従うのです。
 しかも、マリヤは出産をひかえている。なぜ今?と思います。加えて、もしナザレで登録ができればいいのですが、ヨセフの本籍地はベツレヘム。それはヨセフの千年前のご先祖であったダビデがそこで生まれたからです。そしてダビデは王でしたから、その王の家系につながっている人たちは特に多かっただろうと思います。すぐにベツレヘムの宿屋はいっぱいになってしまう。泊まる部屋がない。その上、マリヤは産気づいてしまった。神さまがいらっしゃるならなぜ、と言いたくもなります。
 どう見ても、ここで主権をもっているのはアウグストです。しかし、もしアウグストがその命令を発しなかったら、主イエスはベツレヘムに生まれなかったかもしれない。そこにあったのは神の見えない導き。
 泊まる部屋がない。そこで産気づいてしまう。仕方がなく、そこにあった飼い葉桶をベビーベット代わりに使う。しかし、もし、救い主が特別室か、スイートルームで生まれていたら、羊飼いたちはイエスさまを拝みに行くことはできなかったことでしょう。主はなぜ、と思われる状況の中にあっても導きの御手を伸ばしておられたのです。 
 ただ、このところで、やはり主イエスの場所がなかったというのは寂しいことです。ヨハネは世はすべてこの方によってできたのに、世はこの方を知らなかった。彼は自分のところに来たのに、自分の民は彼を受け入れなかった、と言います。皆さん、主イエスが来られたとき、主の主、王の王なるお方が来られたのに、誰もそれを気に留めなかった、気づかなかった、場所を譲ることもなかった・・・確かに知らなかったのです。でも、今、私たちは知っています。あのベツレヘムの飼い葉桶で布にくるまって寝ている赤ちゃんは救い主だ。知ったら、そのままというわけにはいかない。あなたもこのお方を心に受け入れてほしいのです。この主イエスを受け入れる人には救いがあるからです。


    
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