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神の子とされる恵み
ヨハネ1章1〜13節

古田土直寿インターン生

しかし、彼を受け入れた者、すなわち、その名を信じた人々には、彼は神の子となる力を与えたのである。(12)

 聖書には主イエスを信じる人々は神の子であると書かれています。こんなに嬉しい、喜ばしいことは他にないのではないかと思います。
 まことの光として主イエスはこの地上にお出でになってくださいました(9節)。そして、この主イエスの御名を信じた人々には神の子とされる力が与えられているのです。名を信じるということは、その人自身を信頼することです。つまり、イエスさまを完全に信頼をする、全てをお委ねするならば、その人は神の子とされるというのです。
 「それらの人は、血筋によらず、肉の欲によらず、また、人の欲にもよらず、ただ神によってうまれたのである」(13)とある通りに、それは神の御業です。私たちが何か優れているのではない、努力したからではありません。罪の中にある私たちを主イエスを信じることで新しく生まれさせてくださるようにと、神が私たちに恵みを与えてくださったのです。この神の恵みによって主イエスを認め、信じることができるのです。
 私は1980年(昭和55年)に栃木県の茂木町に生まれました。私の実家には、今でも大きな仏壇、神棚があり、そして氏神様までもが敷地内にたっています。私は中学生の時にいろいろ悩みながら初めて教会に行きましたが、両親に反対され、日曜日には教会に行くことができませんでした。しかし、学校の帰りに教会に立ち寄り、茂木教会の池上智代先生に信仰のご指導をいただきました。私は大学時代から上京し、東京の教会に通うようになりました。そして、24歳の時、自分の罪深さを知らされ、自分に救いが必要であることに気づかせていただきました。そして、この「その名を信じた人々には、彼は神の子となる力を与えたのである」との御言によって、そうだ、私もイエスさまを信じたら神の子どもされるのだ。今すぐに、イエスさまを心のうちに救い主としてお迎えしよう。そのためには、神さまの前に罪の告白をしよう。私は正直に神さまの前にひざまずいて祈ることができました。そして私はイエスさまの十字架を信じ、2004年の4月に受洗の恵みに与ることができました。
 私たちが神の子とされる力を与えてくださるのは、神です。人間の考えや行いによるのではない、神の一方的な恵みによるのです。
 この神は今も生きておられます。 神は「その名を信じた人々には神の子となる力をお与え」下さいます。あなたも神の子どもになれるのです。


    
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