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使徒行伝 24章1〜23節     2013年8月3日

さて、この男は、疫病のような人間で、世界中のすべてのユダヤ人の中に騒ぎを起している者であり、また、ナザレ人らの異端のかしらであります。(5)  

 大祭司アナニヤは長老たち数人と弁護人を連れてカイザリヤにやってきます。大祭司たちは、パウロを殺害しようと誓いを立てた人々に全部を任せて自分は手を汚さないですむという算段だったかもしれませんが、見込みが外れて、正式な裁判の手続きをとることになったのでした。
 ユダヤ人たちに雇われた弁護士テルトロが論述を始めます。そしてこのパウロがどんなにとんでもない男であるかということをとうとうと宣べたのでした。彼は言います。「この男は疫病のような男で・・・」。『感染力の強いクリスチャン』という題の本がありましたが、まさに、図らずもテルトロはパウロがどんなに影響力のある宣教者であるかを語ったのでした。パウロのそばにいくと「信仰」がうつる。パウロが訪ねる町、訪ねる町、パウロのようなクリスチャンたちが生まれ、またそのパウロに導かれた人に触れることによって、またクリスチャンが生まれていく。私たちにはそのような「感染力」があるでしょうか。

使徒行伝 24章24〜27節     2013年8月4日

そこで、パウロが、正義、節制、未来の審判などについて論じていると、ペリクスは不安を感じてきて、言った、「きょうはこれで帰るがよい。また、よい機会を得たら、呼び出すことにする」。(25)

 ペリクスは妻のドルシラと共に、何度もパウロを呼び出しては、主イエスのことについて話を聞きました。それは、パウロから袖の下をもらいたいという下心があったにせよ、総督としての取り調べと言うよりは、求道というべきものだったかもしれません。
 パウロはカイザリヤで囚われの身でしたから、それまでのように自由に伝道はできません。しかし、パウロは与えられた機会を最大限に生かして伝道しました。それこそ、パウロの見張りをしている兵隊たちにもパウロは福音を語ったようです(見張りの兵隊は途中でどこかにいってしまうこともありませんからね)。ですから、ペリクスに呼び出され、福音について語ることを許された時、パウロは喜んで、遠慮なく福音を語りました。相手がローマの総督でも態度を変えることはありません。正直に正義・節制・未来の審判などについても語ったのでした。ただ残念ながら、ペリクスは不安を感じたようですが、そこで真に主を信じることはありませんでした。


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