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祝福にあずかるため  使徒行伝 3章 17〜26節

神がまずあなたがたのために、その僕を立てて、おつかわしになったのは、あなたがたひとりびとりを、悪から立ちかえらせて、祝福にあずからせるためなのである。 (26)

 ペテロは言います。あなたがたは預言者の子・契約の子だ。神さまの祝福は本来あなたに与えられている。神さまは今もあなたを祝福にあずからせたいと願っておられる。

1 祝福にあずかるとは

 祝福にあずかるとはどういうことでしょうか。
 それは、罪のゆるしをいただくということです。どんなに金持になったとしても、どんなに有名になり、また人気が出て、地位と名誉を手にしたとしても、それがいったい何になるでしょうか。私たちが神の前に罪を犯し、滅びに向かっていたら、まずそれが解決されなければならない。しかし、私たちを愛してくださった神はそのことをしてくださるのです。
 第二に祝福とは、この地上において神の子として喜びをもって生きるということです。本来の姿を取り戻し、喜びをもって神と共に、神に仕えて、生きると言うことなのです。いつの間にか恵みが当たり前になってしまって、あふれるほどの喜びが失われてしまっているということはないでしょうか。私たちも、神さまを礼拝している。聖日厳守、什一献金、毎日のデボーションだって欠かさない・・・・・・でもいつの間にかそれが祝福・喜びでなくなってしまっている、ということです。
 第三に祝福とは、やがて神さまが私たちに与えて下さる栄光です。この地上でどんなに貧しかったとしてもやがて主が再び来られる時に、私たちは神が用意してくださる御国に住むのです。
 第四に、それは単にあなたが祝福を受けるというだけではない。あなたを通して地のすべての民が、神さまの祝福にあずかることなのです。

2 神が立て、遣わされた僕イエス

 そして神さまはそのために救い主を送るからと約束してくださった。そして、その約束された救い主として主イエスは来てくださったのです。しかし、私たちを祝福し、救うために来てくださった主イエスをユダヤ人たちは殺してしまいました。しかし、神はこのお方をよみがえらせて、私たちに救いと祝福をもたらす主としてお立てになったのです。

3 悔い改めて本心に立ち帰れ

 私たちに求められていることは自分のしてきたことを認めて、このお方を信じることです。悔い改めて、本心に立ち帰り、この主が語られることにしたがっていきることなのです。
 その日だけで五千人の人たちが信じました。あなたもその群に加わりませんか。神さまはあなたをその祝福にあずからせようとしておられるからです。



  
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