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墓は空っぽ  ヨハネ 20章 1〜18節

イエスは女に言われた、「女よ、なぜ泣いているのか。だれを捜しているのか」。(15)

 日曜日の朝早く、まだ暗い時間。マグダラのマリヤは壺に香料をもって主イエスのお墓に向かっていました。
 やがてお墓が見えてきました。あのお墓です。でもあれ、ちょっと様子が違います。お墓の前にあった大きい石がどけられてお墓の入り口がぽっかり空いています。お墓の中をのぞきます。大変、イエスさまがないんです。
 マリヤは墓から走って行きました。ペテロ達の所です。イエスさまのお墓が空っぽになっている!
 ペテロとヨハネも主イエスの墓に走っていきました。そこにあったのは、イエスさまをくるくる巻きにしていた布だけです。ペテロとヨハネは首をかしげながら家に帰っていきました。
 でもマリヤは帰ることができません。イエスさまのお墓の前で泣いていました。マリヤは泣きながら。もう一度お墓をのぞいてみました。するとどうでしょう、さそこに二人の天使が座っていました。そして、その天使がマリヤに聞きました。「女よ、なぜ泣いているのか」。マリヤは答えます。誰かがわたしのイエスさまを持って行ってしまったのです。そして、どこに持って行ってしまったか分からない・・・マリヤは後ろに誰かいるような気配を感じました。振り向くと、そこにも誰か立っています。その人もマリヤに言いました。「女よ、何で泣いているのか。誰を捜しているのか」。きっとこの園の番人の人です。そうに違いありません。マリヤは言いました。「イエスさまの場所を他に移したのはあなたですか。教えてください。どこにおいたのですか。私にイエスさまの死体を引き取らせてください」。
 その男の人が声をかけました。「マリヤ!」。マリヤはびっくりしました。涙をぬぐって上を見上げます。先生!イエスさまです。イエスさまでした。イエスさまはマリヤにおっしゃいました。マリヤ、さあ、私の兄弟である弟子たちの所に行って伝えてきなさい。
 マリヤは弟子たちのところに行って言いました。イエスさまはよみがえられたのよ!!!
 皆さん、お墓には何が入っているか知っていますか? 骨です。でも知ってください。イエスさまのお墓は空っぽです。なぜでしょう。イエスさまは死を打ち破って蘇られたからです。 主イエスは自分を見捨て、裏切った弟子たちに、「わたしの兄弟たち」とおっしゃいました。
 主イエスは弟子たちも罪も、私たちの罪もみんなその死と復活によって始末してくださったからです。
 イエスさまはよみがえって今も生きておられます。ですからもう、私たちは泣く必要がありません。私たちの一人一人の歩みにおいても、イエスさまは昔の人ではなく、今も生きて私たちと一緒にいてくださるからです。


    
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