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詩篇 76章1〜12節    2017年7月20日

しかし、あなたこそは恐るべき方である。
あなたが怒りを発せられるとき、
だれがみ前に立つことができよう。(7)

 人々は強い国・大きい国の王を恐れ、またそのような王にすり寄り、仕えようとしました。まさに大国とよい関係を保っているということが、小さな国々の存亡を決めていたからです。大国の王の怒りをかってしまうということはとても恐ろしいことでした。ですから国々の王たちは競うようにして大国を治める王のご機嫌を取ろうとしました。
 しかし、恐れるべきなのは大きな武力を誇る国々やその王たちではありません。どんなに多くの武器を持っていたとしても、また人々が求める馬や戦車を持っていたとしても、神はその武器を壊し、馬を眠らせてしまうことがおできになります。まさに恐れるべきお方は神です。神の御心を踏みにじり、神を怒らせることは一番恐ろしいことなのです。神が私たちの味方であったら、私たちは何も恐れる必要はありません。ただ恐れるべきお方を恐れるということこそが大切なことなのです。



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