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詩篇 45章1〜17節    2017年6月19日

あなたは義を愛し、悪を憎む。
このゆえに神、あなたの神は喜びの油を
あなたのともがらにまさって、あなたに注がれた。(7)  

 王を讃える詩篇です。ただイスラエルにおいては、王は神に立てられた存在であり、王であっても神に聞き従うことを求められていました。そして神に寄りすがって生きる王は、神から力をいただいて、栄えていったのでした。まさに主こそが王の王、イスラエルの王の上におられるお方だったのです。ただ旧約聖書に登場する王たちはいろいろな弱さをかかえ、時に、罪を犯し、また国を悩ませ、また迷わせました。ですから、主イエスはイスラエルを救うメシヤ(油注がれた方)なる王として来られたのです。その意味で、確かにこの詩篇は王を讃える詩篇なのですが、同時に私たちは、王として来てくださった主イエスを讃える詩篇としてこれを読むことが許されるのです。
 この記者は王のことを思うと言葉があふれてくると言いました。私たちも救い主イエスのことを思うと感謝と喜びの言葉があふれてくるのではないでしょうか。



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