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Uテモテ 4章1〜8節     2014年7月4日

御言を宣べ伝えなさい。時が良くても悪くても(2)

 パウロは、「わたしが世を去るべき時が来た」と自分の死を予感しつつ語ります。しかし、彼は、死を前にして、自分は「戦いぬき」「走りつくし」「守りとおした」と言い切ります。そして、主が自分のために義の冠を備えていてくださると語るのです。ある時期、熱い信仰をもって一生懸命やっていた・・・ということではなく、自分の生涯が終わろうとするとき、その生涯、信仰の歩みを最後まで貫いた、と言い切ることができたらどんなにさいわいなことでしょう。
 パウロは、死を前にして、自分の弟子である、若いテモテに遺言のように自分の思いを伝えます。それは神とキリストの前においてなされる非常に厳かな命令でした。「御言を宣べ伝えなさい。時が良くても、悪くても」。タイミングが良いとか、悪いとか、私たちは言い訳をするかもしれません。しかし、パウロは御言に基づく健全な教えを伝え続けるようにと言います。御言とはまさに前の章で語られていた聖書のメッセージです。時にそれは人々の耳に厳しく響くかもしれません。しかし、この御言は、聞いて、信じ、従う者を必ず救いに導き、造り変え、支えていくのです。 

Uテモテ 4章9〜22節     2014年7月5日

マルコを連れて、一緒にきなさい。彼はわたしの務のために役に立つから。(11)

 マルコはバルナバのいとこでした。彼の母親も最初の教会の歩みの中で大切な役割を果たし、使徒行伝十二章12節によれば、彼の実家はエルサレムの家の教会として用いられていたようです。このマルコはパウロの第一回伝道旅行の時に、バルナバと共に同行しましたが、途中で家に帰ってしまいます。パウロはそのことを問題にして、二回目の伝道旅行にはマルコを同行させませんでした。
 しかし、死を前にしてパウロは、マルコは役に立つと言います。どのくらいの期間、パウロがマルコを受け入れられなかったのかはわかりません。しかし、マルコも変わり、パウロも変わる中で二人の間に麗しい関係が回復されたのです。
 パウロは、テモテに早く来てほしいと書きます。それだけ時が迫っていたのでしょうし、また、パウロも孤独を感じていたのでしょう。多くの働き人たちが出て行って、働きを続けており、またある人々はこの世を愛してパウロを離れていきました。私たちには信仰の交わりが必要なのです。


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