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Uテモテ 3章1〜9節     2014年7月2日

終りの時には、苦難の時代が来る。その時、人々は自分を愛する者、金を愛する者、大言壮語する者、高慢な者、神をそしる者、親に逆らう者、恩を知らぬ者、神聖を汚す者・・・(1〜2)

 「終わりの時には」とパウロは言います。パウロは自らの殉教が近づいていることを感じ、実際に「終わりの時」が近づいていることも感じていたことでしょう。それは歴史の完成の時であり、救いの時であると共に、主を拒み続ける人々にとっては裁きの時です。その「終わりの時」を前にして、激しい迫害があり、罪に支配された生き方をする人々が増え、ともすると、キリスト者たちの中にもその影響を受けて、欲に心奪われ、罪を重ね、真理に逆らう者たちが起きてくるのです。
 ここに名前が上げられているヤンネとヤンブレとはパロのそば近く仕えた魔術師たちだろうと言われています。この話はこの手紙が書かれた当時広く知られていたのでしょう。確かにここでパウロが注意を促している偽教師たちも多くの学びを積んでいたことでしょう。しかし、彼らは学んだことに生きていませんでした。彼らがどんなに表面的に取り繕っていても、やがてはその愚かさは明らかになります。私たちは時代や世の風潮に流されることなく、真実な歩みをしたいと思います。

Uテモテ 3章10〜17節     2014年7月3日

聖書は、すべて神の霊感を受けて書かれたものであって、人を教え、戒め、正しくし、義に導くのに有益である。それによって、神の人が、あらゆる良いわざに対して十分な準備ができて、完全にととのえられた者になるのである。 (16〜17)

 厳しい迫害があります。また多くの偽教師たちがいます。正しい歩みをしていくことは、本当に厳しく、時に命がけです。しかし、そのような中で、私たちを正しく導き、主の僕として立たせるのは、聖書の言葉です。
 テモテは小さい頃から聖書に親しんでいました。このことはテモテにとって、とても大きな財産だったと思います。聖書は神の霊感によって書かれた誤りのない神の言です。聖書は私たちを救いに導くと共に、救いにあずかった私たちの日々の歩みを導きます。そして、私たちを整えて、良いわざに生きることができるようにするのです。
 ですから私たちは聖書を正典とし、「誤りのない神の言葉であって、信仰と生活との唯一の規範である」という信仰告白に生きるのです。それはまさに日々聖書を開き、親しみつつ、その御言を心に蓄え、その御言に生きる毎日の積み重ねなのです。



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