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Uコリント 13章1〜10節     2014年2月9日

わたしたちは、真理に逆らっては何をする力もなく、真理にしたがえば力がある。(8) 

 コリント教会の多くの問題が解決し、主の御前に大きな悲しみをもって悔い改めたことをパウロは知っていました。しかし、なおも、悔い改めることなく、パウロに対して言われのない、非難中傷を続ける人たちがいたのでしょう。そういった人たちはキリストは本当にパウロのうちにいてくださるのだろうか、本当にパウロはキリストにあって語っているのだろうか、というような疑問を投げかけていました。
 しかし、パウロは、自分たちの聞きたくないことに対して耳をふさぎ、自分勝手な歩みを続けるために、パウロのうちにあって語っておられるキリストを否定する人々に対しては、とても厳しい態度を見せます。十字架につけられて死んだ主イエスが、弱い私たちのうちにあって生きておられる・・・パウロはそこにしっかり立って、信仰に生き、真理に従って歩むことの大切さを語るのです。その時に、うちに生きておられる十字架・復活の主イエスが、力をもって働いてくださるのです。

Uコリント 13章11〜13節     2014年2月10日

主イエス・キリストの恵みと、神の愛と、聖霊の交わりとが、あなたがた一同と共にあるように。(13)  

 パウロはこのところで、兄弟姉妹たちが共に喜び、励まし合いながら一つにされて主に仕えていくことを勧めてこの手紙を結びます。
 そしてこの最後にあるのはいわゆる「祝祷」です。礼拝式の最後に牧師がする祝福の祈りです。ここには三位一体の神があらわされています。子なるキリスト・父なる神・聖霊の三つの人格をもっておられる一人の神です。「三位一体」という言葉自体は聖書の中にはありませんが、私たちの知恵をはるかに越えた神を、人間の言葉で言い笑わすといこのような言い方になる、これは教会の信仰の歴史の中で生み出された言葉です。私たちは、キリストが十字架の上で、ご自分のいのちさえ与えて下さったその恵みを思います。私たちを見捨てることなく、ご自身のひとり子を与えて下さった父なる神を思います。そして、その救いを今も私たちに届けて下さり、いつも共にいて、私たちの信仰の歩みを支えてくださる聖霊の御業を思うのです。この祈りは派遣の祈りでもあります。この神の恵みと愛と交わりに支えられて私たちはこの世に遣わされていくのです。



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