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ヨハネ黙示録 11章1〜14節     2014年12月10日

彼らは、全地の主のみまえに立っている二本のオリブの木、また、二つの燭台である。(4)

 ヨハネは幻の中で聖所に導かれます。実際にはエルサレムの神殿は紀元七〇年にローマ軍によって徹底的に破壊されてしまって、跡形もありません。すでにそれから二〇年以上がたっているのです。しかし幻の中では、聖所があり、祭壇があり、そこで礼拝している人々がいました。
 主に立てられた二人の証人たちがいました。この二人が誰かということに関しては諸説ありますが、主イエスを証しするために立てられている教会を指しているという解釈が最も妥当に思われます。二人とは特定の人物を指しているというよりも、証言のためには複数の証人が必要とされたことから来ているのでしょう。
 彼らは二本のオリブの木、二つの燭台とも言われます。オリブの木とは聖霊による油注ぎを象徴しています。教会は困難の中にあっても聖霊に満たされて証しをしていくのです。その使命を終えたとき、彼らは殉教しますが、彼らはよみがえって、天の神の御許に引き上げられたのでした。

ヨハネ黙示録 11章15〜19節     2014年12月11日

第七の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、大きな声々が天に起って言った、「この世の国は、われらの主とそのキリストとの国となった。主は世々限りなく支配なさるであろう」。(15)

 第七のラッパが吹き鳴らされます。すると天では神の時が来たことを喜ぶ轟きが起こります。地ではなお、悪の力が支配し、また証し人たちが殉教していく中で、神に反対している人たちが勝ち誇っているように見えます。しかし、神の支配の完成の時、悪に対する徹底的な裁きの日が来たことが宣言されたのです。
 主が国を治め、その支配はとこしえに続きます。私たちもまた、天の御使いたちや群衆と共に、主を賛美したいと思います。この神の支配される国に住む人は、自らも神の支配を受け入れ、その下に生きることを喜ばなければなりません。ところが時に、私たちは自分が支配者となり、自分の国を作ることを願います。もし、私たちがそのことをサタンに申し出たらサタンは狂喜することでしょう。しかし、自分が支配する自分の国を打ち立てるように思いながら、結局サタンに心を支配されてしまうのです。王である主の支配を喜ぶお互いでありたいと思います。



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