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マタイ 25章1〜13節     2019年1月2日

思慮深い者たちは、自分たちのあかりと一緒に、入れものの中に油を用意していた。(4)

 世の終わりが決ます。主イエスが再臨される日が近づいています。その日がいつかは分かりませんが、それは不確かなことではなく、確実なことです。その日は裁きの日であると共に、救いの完成の時、喜びの日です。主イエスがここで婚礼のたとえをお用いになったのもそのような意図があったのでしょう。この時代のユダヤの婚礼は、花婿とその友人が花嫁とその友人を家に迎えに行き、その後、婚礼の会場に入って、婚礼が始まるというスタイルでした。ただ花婿の到着は時に夜遅くなることがありました。
 ここに十人のおとめがいました。彼女たちは花嫁の友人として婚宴に参加しようとしていたのでしょう。しかし、花婿の到着が遅れる中で、彼女たちは皆、疲れて寝てしまいます。花婿が到着したのは夜中でした。さてあわてて起きて身支度を調える中で、五人の愚かなおとめたちは、予備の油を用意していなかったことに気づきます。それは借り物で間に合わせることのできないものでした。彼女たちは婚宴に参加できませんでした。思慮深く用意をしていることの大切さを思います。

マタイ 25章14〜30節     2019年1月3日

良い忠実な僕よ、よくやった。あなたはわずかなものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。主人と一緒に喜んでくれ。(21)

 主イエスの二つ目のたとえでは、主人がしもべたちにその財産を預けて旅に出ます。それぞれの能力に応じて、ある者には5タラント、ある者には2タラント、ある者には1タラントでした。1タラントは6000デナリ、そして1デナリは1日分の給金でしたから、1タラントは約20年分の給料に当たるもので、かなり大きな金額であったことが分かります。それは主人がしもべたちを信頼し、期待して預けてくれたものでした。5タラントを預けられたしもべと2タラントを預けられたしもべは出て行ってそれで商売をし、預けられた元手を二倍にします。主人は彼らがどれだけ稼いだかということ以上に、忠実であったということを喜びました。しかし、1タラントを預けられたしもべはその大金を埋めてしまいます。彼の行動の背後には主人に対するゆがんだ理解がありました。私たちのことを一番理解しておられるお方が私たちを信頼してゆだねてくださっているものを生かして忠実に生きるお互いでありたいと思います。

マタイ 25章31〜46節     2019年1月4日

あなたがたによく言っておく。わたしの兄弟であるこれらの最も小さい者のひとりにしたのは、すなわち、わたしにしたのである。(40)

 主イエスの再臨を待ち望む生き方について主イエスが語られた三つ目のたとえは主イエスが栄光の座、その裁きの座につかれる時の話です。主イエスはすべての人々をひつじとやぎに分けます。そして右側にいるひつじとして分けられた人々を御国に招き入れ、左側にいるやぎとして分けられた人々に裁きを告げられたのでした。
 その判断基準は、最も小さい者のひとりをどのように扱ったかということでした。主は右側の人々に、「あなたがたは・・・わたしに・・・してくれた」と繰り返し感謝を伝えられます。右側の人々は全く心当たりがないのですが、彼らが地上の生涯の中で、「最も小さい者のひとりにしたのはわたしにしたことだ」というのです。私たちは主を愛して仕えていきたいと思います。そして、主を愛し、主に仕えるということは、まさに自分のそばにいる小さい者の一人を愛し、その一人に仕えるということなのです。



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