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Uテサロニケ 2章1〜12節     2014年6月1日

その時になると、不法の者が現れる。この者を、主イエスは口の息をもって殺し、来臨の輝きによって滅ぼすであろう。(8)

 テサロニケ教会の中に「主の日はすでにきた」「パウロもそう言っている」「私は御霊によってそう示された」というようにふれまわる人たちがいて、教会の中に少なからぬ混乱が起きているということをパウロは耳にします。パウロは、だまされてはいけない、と警告します。主イエスの再臨には前兆となるしるしがあり、また順序があります。まず背教があり、不法の者(反キリスト)が起こって、神を否定し、自らを神と宣言します。そして、しるし・不思議・惑わしを行って人々を迷わします。パウロは今はまだ、彼を「阻止している者がある」と言います。主はあわれみによって、しばらく不法の者の登場を止めておられます。今のうちに主を信じ、主に従うことです。この不法の者に欺かれるのは、不義を喜び、神に背いて生きようとする心があるからです。神に背いて生きる人は喜んで、不法の者についていきます。しかし、その行き着く先は滅びです。

Uテサロニケ 2章13〜15節     2014年6月2日

それは、神があなたがたを初めから選んで、御霊によるきよめと、真理に対する信仰とによって、救を得させようとし、(13)

 テサロニケの信徒たちの多くは、かつては御言も主イエスも知らなかったかもしれません。しかし、パウロは、「神があなたがたを初めから選んで」くださったのだと言います。彼らが追い求めて主イエスを見いだしたというよりも、神の方があわれみをもって彼らを選び、救ってくださった・・・それは私たちも同じだったはずです。そして、神は私たちを主イエスの栄光にあずからせてくださるのです。
 パウロはテサロニケの信徒たちを励まし、パウロたちがテサロニケにいたときに語ったこと、またその手紙で教えたことをしっかりと守り続けるようにと書き送ります。それは彼らをその福音、正しい教えからずらしていこうとする力が働いていたからです。
 だからこそ「御霊によるきよめと、真理に対する信仰」とによって歩むことが大事になってきます。私たちの信仰心以上に、きよめてくださる御霊の働きと、私たちが信じるべき真理である神こそが、私たちの救いなのです。
祈り 教団委員長の中西雅裕先生、総務局長の平野信二せんせいのために。

Uテサロニケ 2章16〜17節     2014年6月3日

わたしたちの主イエス・キリストご自身と、わたしたちを愛し、恵みをもって永遠の慰めと確かな望みとを賜わるわたしたちの父なる神・・・(16)

 パウロは手紙を書きながらもしばしば祈りに導かれ、テサロニケ教会の信徒たちのために祝福の祈りをささげます。まさに、パウロpは祈りの中でこの手紙を書いているのです。
 パウロは神がテサロニケの信徒たちを励ましてくださるようにと祈ります。多くの困難や惑わしの中で、生まれたばかりの小さな教会は多くの励ましを必要としていました。しかし、それはただ元気になるようにということよりも、彼らが汚れた罪深いの世の中にあっても、良いわざを行い、正しい言葉を語るためでした。私たちも同じ主の励まし、命を必要としています。
 ここでパウロは祝福を祈りつつ、祝福を与えて下さる神に人々の思いを向けさせようとします。このお方は私たちの主、救い主、私たちを愛し、恵み、永遠の慰めと確かな希望を与えて下さるお方だ・・・まさに慰めと希望を必要としていたテサロニケの教会の人々にパウロは、それを与えて下さる神を指し示すのです。



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