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Tテサロニケ 3章1〜10節     2014年5月23日

兄弟たちよ。それによって、わたしたちはあらゆる苦難と患難との中にありながら、あなたがたの信仰によって慰められた。(7)

 パウロはテサロニケ、ベレヤと旅を続け、南下してギリシャのアテネに行きます。しかし、そこでパウロはいてもたってもいられなくなって、テサロニケ教会にテモテを遣わします。患難や迫害の中で、生まれたばかりのテサロニケ教会がどのような歩みをしているか、彼らの様子を見ると共に、彼らがしっかり信仰に立っていけるように励まし、また教えるためでした。パウロ自身も多くの迫害や患難の中にあって厳しい日々を過ごしていましたが、パウロの心の中にはテサロニケの人々のことがあったのです。
 けれども、戻って来たテモテがもたらした報告はパウロにとって大きな慰めになりました。テモテはテサロニケの人々の愛と信仰を伝え、また教会の人々がパウロのことを思い、慕っていることを伝えてくれたからです。そこにいのちをもった教会が根付いていたのです。主にあって堅く立っている教会を知って、パウロは喜びにみたされたのでした。あなたの信仰の歩みが神にとって、また主にあるお互いにとって大きな慰めであり、喜びであるようにと思っています。

Tテサロニケ 3章11〜13節     2014年5月24日

どうか、主が、あなたがた相互の愛とすべての人に対する愛とを、わたしたちがあなたがたを愛する愛と同じように、増し加えて豊かにして下さるように。(12)

 パウロはこの三章の終わりにテサロニケ教会のことを思いながら、神への祈りをささげ、それを書き記します。パウロの祈りは三つです。第一は、テサロニケ教会を訪ねる道が開かれるようにということでした。今のように旅行が便利な時代ではありません。テサロニケを訪ねると言っても、ちょっと行ってくるということはできません。パウロは数々のすばらしい信仰の手紙を書いて、初代教会の人々を励ましました。しかし、パウロはそれが十分でないことも知っていたのです。
 二つ目の祈りは、教会の中のキリスト者相互の愛と、すべての人々に対する愛が増し加わるようにということでした。パウロはそのためにも、自らがまず多くの犠牲を払い、、またテサロニケ教会の人々をどれだけ愛しているかを示していったのでした。
 三つ目は、テサロニケ教会の人々が主イエスの再臨の時に、清く、責められるところのない者として立つことができるようにいうことでした。単に、主イエスを信じて終わりではなく、その後の信仰の歩みのためにもパウロは祈っていたのです。


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