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| サムエル記下 ２０章１４〜２６節 2016年8月19日 |
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こうしてこの女が知恵をもって、すべての民の所に行ったので、彼らはビクリの子シバの首をはねてヨアブの所へ投げ出した。そこでヨアブはラッパを吹きならしたので、人々は散って町を去り、おのおの家に帰った。（22） ビクリの子シバはベテマアカのアベルという城壁のある町に逃げ込み、追うヨアブは土塁を築き、城壁を崩そうとします。その時、アベルの町の一人の賢い女性が町から呼ばわってヨアブと話をします。そして町の人々と話して、ビクリの子シバを殺し、その首を城壁の外にいたヨアブの方に投げ出したのでした。ヨアブは戦いをやめ、アベルの町は救われました。多くの労力と犠牲が払われないですんだのです。
一人の女性の機転がその町の人々の命を救うことになりました。戦いの武器は馬や戦車だけではありません。平和をもたらすために何が必要かを考え、人々と協力して行動していくことが求められています。そして、それは一人の勇気ある発言と、具体的な行動から始まるのです。彼女の名前は聖書に残されていません。私たちも名もない一人かもしれません。しかし、そんなあなたの生き方があなたの町、あなたの国の将来を変えていきます。
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