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警戒警報 !  マルコ 8章 11〜21節

パリサイ人のパン種とヘロデのパン種とを、よくよく警戒せよ。(14)

 主イエスはよくよく警戒せよ、とおっしゃっいます。警戒すべきなのはパリサイ人のパン種であり、ヘロデのパン種でした。主イエスは、パリサイ人やヘロデの教えに注意するようにとおっしゃったのです。パン種は少しでも粉に混ぜると全体を膨らませます。それと同じように、間違った教えも、油断していると、私たちの主に信仰の歩み、全体をゆがんだものにしてしまうのです。それでは、パリサイ人のパン種・ヘロデのパン種とは何でしょうか。

1 パリサイ人のパン種

@自分の力・自分の正しさに頼るパリサイ人のパン種とは、自分の正しさにすがり、自分の力で救われるかのように考えることです。パリサイ人たちは自分の功績を誇り、どんなに自分ががんばっているかを誇ったのです。いつの間にか、私たちを救う神の恵みが、自分の力にすり替わってしまう。私たちは自分の力で自分を救うことは全くできないのです。

A人の目ばかり気にする・・・人の賞賛や良い評価を得ることばかりを考えている、それがパリサイ人たちの生き方でした。人の心をごらんになる主はそれを見抜いておられたのです。

B証拠を求めて信じることをしない・・・状況を分析して理性的な判断をするというのは大切です。けれども同時に、理性であれ、感覚であれ、要は自分が基準という生き方は、主イエスに従う信仰の道ではありません。パリサイ人たちは神を愛し、神に仕えるのだといいながら、神をも自分の基準で裁いていたのです。

2 ヘロデのパン種

@世俗主義・・・ヘロデは自分の欲望のままに生きていました。自分が好きなこと、自分が得なこと、自分が今、楽しいことをしていく、ヘロデはとても世俗的な人でした。

A分かっているのに悔い改めて信じない・・・彼も分かっていたのです。ヨハネの言っていることが正しい。でも彼はそれを認めない。自分が間違っていることが分かったらそこで悔い改めたらいいのです。でも彼はそれを拒んでいる内に取り返しのきかないことをしてしまうことになる。

 もちろん、私たちはそうではない、悔い改めて神さまに従う生き方をしていることでしょう。でも、警戒して下さい。でないと、これらの怪しい考えは私たちの罪を足場にしながら、巧妙に私たちのところに忍びこんでくる。鈍い心をもう一度鋭くしていただき、目を開き、耳を開いて、主イエスを信じて歩むお互いでありたいと思います。


    
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