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列王記下 10章1〜14節    2016年10月28日

これであなたがたは、主がアハブの家について告げられた主の言葉は一つも地に落ちないことを知りなさい。主は、そのしもべエリヤによってお告げになった事をなし遂げられたのです」。(10)

 エヒウは北イスラエル王国からアハブの痕跡を消していきます。確かに昔から支配者が入れ替わる時には前の支配者の関係者が抹殺されるということはよくあったことでしょう。しかし、エヒウは単に自分の立場を確立するためということではなく、主が彼に油を注いで「主君アハブの家を撃ち滅ぼさなければならない」と命じられたゆえに、アハブの関係者を残さないという決意をもって行動していたのでした。エヒウはサマリヤで養われていたアハブの子どもたちを殺す事を要求します。何も知らずにお見舞いに来たユダの王アハジヤの身内の人々四二人を殺害します。そのことを通して、主が語られたことが必ず成し遂げられるということが明らかにされたのです。アハブとイゼベルが行い続けて来た罪の裁きが下りました。そのようにして主はエヒウを用いて、もう一度北イスラエル王国をご自身の支配の下に導こうとしておられたのです。

列王記下 10章15〜36節    2016年10月29日

このようにエヒウはイスラエルのうちからバアルを一掃した。しかしエヒウはイスラエルに罪を犯させたネバテの子ヤラベアムの罪、すなわちベテルとダンにある金の子牛に仕えることをやめなかった。(28〜29)

 神に油注がれたエヒウはアハブに属する者を討ち滅ぼすと共に、次に、バアルの礼拝者たちを集めて滅ぼし、またバアルの宮を破壊し、バアル神の偶像を壊していきます。エヒウはバアルを国から一掃します。そこまではエヒウは主に与えられた使命に忠実でした。
 ただ、彼はネバテの子ヤラベアムの罪から離れることはできませんでした。ヤラベアムは北王国の人々が南王国のエルサレムにあったソロモンの神殿に行って主を礼拝するのを嫌って、ベテルとダンに金の子牛の像を作って拝ませたのです。それは明らかに十戒に違反することでした。主は、わたしのほかなにものをも神としてはならないとおっしゃいましたし、偶像を作ることを禁じておられたからです。主は私たちが心をつくして従うかどうかを見ておられます。
 イスラエルの国が敵の侵入を受けて切り取られていったのはこの頃からだったと聖書は言います。



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