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士師記 16章1〜22節     2016年5月18日

父母はこの事が主から出たものであることを知らなかった。サムソンはペリシテびとを攻めようと、おりをうかがっていたからである。(4)

 サムソンは成長していきます。しかし、なおペリシテ人がイスラエルを治めていました。サムソンは、自分が神に自らをささげたナジル人として生まれたことを、他の青年たちと違って頭にかみそりをあてない、またぶどう酒を飲まないということからも自覚していったことでしょう。まさに、イスラエルをペリシテ人から救うということが、彼に与えられた使命であり、彼の生まれた目的でした。どのようにそれを実行していったらよいのだろうか、サムソンはそのことをいつも考えていたに違いありません。主はサムソンを恵まれ、また主の霊がたびたびサムソンに臨んで、彼を感動させ、彼に力を与えました。サムソンは彼に与えられる主の霊に信頼して歩んでいったらよかったと思います。しかし、サムソンは自分なりの作戦を考えます。ペリシテの女性に近づくことによって、ペリシテ人にダメージを与えるきっかけを得ようとしたのです。しかし、このことはサムソンに大きな落とし穴ともなったのでした。

士師記 16章23〜31節     2016年5月19日

サムソンは主に呼ばわって言った、「ああ、主なる神よ、どうぞ、わたしを覚えてください。ああ、神よ、どうぞもう一度、わたしを強くして、わたしの二つの目の一つのためにでもペリシテびとにあだを報いさせてください」。(28)

 サムソンは両眼をえぐられ、青銅の足かせをかけられて、獄屋の中でうすを引いていました。かつてのサムソンの勇姿はどこにもありません。ある日、サムソンはペリシテ人の神ダゴンの祭のアトラクションの一つとして、引き出され、笑いものにされました。
 サムソンは、その家を支える二本の柱に手をかけて、もう一度主に呼ばわります。「どうぞ、わたしを覚えてください。どうぞもう一度、わたしを強くしてください」。主はサムソンの祈りを聞いてくださいました。サムソンが二本の柱を抱えて、それを押し倒すと、その建物は大音響を立てて崩れてしまったのでした。その日、サムソンと共に、多くのペリシテ人たちが死にました。
 女性にだまされて神の祝福を失ってしまった怪力サムソンの姿は私たちに対する大きな警告です。しかし同時に、サムソンの生涯に注がれた、大きな主のあわれみを思います。



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