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エレミヤ 20章1〜18節    2018年3月21日

しかし主は強い勇士のようにわたしと共におられる。
それゆえ、わたしに迫りくる者はつまずき、
わたしに打ち勝つことはできない。(11)

 エルサレムの滅亡を預言したエレミヤに対して、主の宮の責任者であったパシュルは怒りを起こし、エレミヤを捕らえ、打ち、足かせにつなぎます。神の都であるエルサレムが、そしてそこにある主の宮が廃墟になるなどとんでもないということだったのでしょう。本来はエレミヤの語る主の言を聞いて、悔い改めるべき彼らが、逆ギレし、正直に、そして愛をもって主の言を語ったエレミヤを迫害したのです。
 実際、エレミヤの預言は人々の聞きたいと思っている言葉ではありませんでした。人々はエレミヤを物笑いにしました。エレミヤも「主のことは、重ねて語らない」と決心したこともあったようです。しかし、エレミヤは主の言を語らないではいられませんでした。主の言が彼を突き動かしていました。そして、また、勇士であられる主が共にいてくださることをエレミヤは知っていました。エレミヤは自分の訴えを主にお任せしつつ、自らは主をたたえ、主に従う決断を新たにするのでした。



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