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| 箴言 ２２章１〜２９節 2017年11月16日 |
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あなたの先祖が立てた古い地境を移してはならない。（28） イスラエルの民はエジプトから救い出されて約束の地に入り、それぞれ嗣業の地を与えられました。そして与えられた土地に住み、そこを耕し、収穫を得て、生活をしていきました。そして民は代々、自分の与えられた土地を次の世代へと受け継いで行きました。たとえば、生活苦に陥って、自分の土地を売らなければならない、ということがあっても、五十年に一度の大解放（ヨベル）の年には、売ってしまった土地も、もとの持ち主のもとに戻りました。イスラエルにおいては、土地の売り買いというよりもヨベルの年までの年数その土地で獲れる収穫を買い取る、または年限を区切った借地権を買い取るという形だったのです。
イスラエルの民は与えられた嗣業の地を手放してはなりませんでした。また隣地との境界に立てられたしるしを動かしてはなりませんでした。それは自分に与えられたものを守ると共に、他者の権利を侵害しないということでもありました。私たちも神から託されているものを大切に守り、また次の世代にも手渡しきたいと思います。
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