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ミカ 3章1〜12節    2018年8月12日

しかしわたしは主のみたまによって力に満ち、
公義と勇気とに満たされ、
ヤコブにそのとがを示し、イスラエルにその罪を示すことができる。(8)

 民の指導者たちは善を憎み、悪を愛していました。当然彼らは善を愛し、悪を憎んで国を正しく治めるべきでした。しかし、彼らは民から搾取したものをもって自分の身を肥やしていました。
 預言者たちは民を惑わしていました。神が語っておられないのに、調子のよいことを語り、またお金にならないことはしないと割り切っていました。祭司や預言者たちも、わいろをとって、その言葉を曲げました。それだけ自分勝手なことをしながら、「主はわれわれのうちにおられる」と語り、「災いはわれわれに臨むことはない」と偽りの平安を語ったのでした。
 そのような中で、ミカは人々の聞きたくないメッセージを語りました。それは罪を指摘するメッセージであり、悔い改めを迫るメッセージでした。ミカは人々の顔色をうかがって語っていたのではありません。みたまによって力を与えられて語っていたのです。



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