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ダニエル 4章1〜37節    2018年6月30日

そこでわれネブカデネザルは今、天の王をほめたたえ、かつあがめたてまつる。そのみわざはことごとく真実で、その道は正しく、高ぶり歩む者を低くされる。(37)

 バビロンの王ネブカデネザルは巨大な帝国を築き、その権勢を誇りました。しかし、そのようなネブカデネザルに対して、主は夢を見せて警告を与えられます。しかし、ネブカゼネザル王は主が与えられた警告を忘れ、「この大いなるバビロンは私の威光を現している」と自らを誇って語ります。その瞬間に、神が警告しておられた災いが王に臨みました。あの大帝国の王が世の人を離れ、草を食し、また髪の毛もつめも伸び放題になってある期間を過ごしたのでした。そしてその期間が過ぎたとき、ネブカデネザル王は正気に戻ります。そしてこの世界において真にあがめられるべきただ一人のお方は自分ではなく、神なのだということに気づいて、主をほめたたえたのでした。
 ネブカデネザルは再び王位に戻ります。しかし、今度は自分自身を誇るのではなく天の王をあがめ、へりくだって歩む者として生きたのでした。



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